セックスを「楽しむ」と「愉しむ」の違いについての一考察

久しぶりに友人T君と飲むことになった。T君は大学の二年後輩である。<いわろう>が、サラリーマン時代、営業で一緒に頑張った仲間だが、独立した<いわろう>と違って、ノルマの厳しい超優良企業ひとすじで、しっかり定年まで勤めあげた根性のある男だ。


「あのころ、定年退職まで働くとは、思わなかったですけど~」T君はグラス片手に、遠くを眺めてしんみりと言った。「オレ!こんな会社なんか!明日から来ないから・・・ってお互いに言い合っていたのが昨日のようだよ!」<いわろう>も、遠くを見つめて感慨に耽っていた。


そういえば、当時のT君の口ぐせを思い出した。「仕事とセックスは、家庭には持ち込まない!って、いつも言ってたよナァ~」「そうそう!有言実行してましたよ!」T君は酔いが程よくまわったのか、いつもの雄弁さに拍車がかかったようだ。


「あの人とは、今でも?」「そうですね~あれから、もう15年になります!」T君は既婚者なのに、20歳近く年下のよその奥さんと、いまでも付きあっているようで、いわゆるダブル不倫である。老いてもますますお盛んなことだ。


当時、T君から「楽しむ」と「愉しむ」の違いについての蘊蓄を聞かされたのを思い出した。


「カミさんとのセックスは<楽しむ>んだけど、不倫相手とのセックスは<愉しむ>のです!」


つまり「楽しむ」は与えられたことに対して楽しく過ごすことで、すでに設定された枠内で楽しむこと。どちらかというと「受動的」であるとか。


その一方、不倫相手とのセックスは愉しむのだそうだ。「愉」には、「心」を表す「りっしんべん」があるように、心から楽しむことで、積極的に自ら働きかける「能動的」であるとか。


<いわろう>は、彼のあの蘊蓄を機会に「楽しむ」と「愉しむ」の違いを、しっかりと学んだことを思い出していた。


「ところで、いまもセックスを愉しんでいるのかい?」との<いわろう>の問いに、T君は、もちろんですと右手の親指をピンと立ててウインクを返していた。多分、20年ほど前から「楽しむ」方は皆無なのだろう。「仕事とセックスは、家庭に持ち込まない!」を、いまでも実践しているようだった。



70歳代ランキング
にほんブログ村 ライフスタイルブログ ポジティブな暮らしへ
にほんブログ村








by iwaserou | 2018-09-08 22:24 | 違いについての一考察


<いわろう>は、団塊世代のジジイです!今日も元気だ!ブログが書ける!


by いわろう

プロフィールを見る
更新通知を受け取る

S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリ

全体
日記
人間観察
読書感想文(お薦め度付き)
狛犬図鑑
ニュース報道関連
違いについての一考察
携帯からの投稿!
新聞・雑誌ネタ

タグ

(507)
(461)
(362)
(105)
(98)
(91)
(51)
(23)
(10)
(7)
(6)
(4)
(3)

クリックが輝く明日を拓く!

最新の記事

逝くまで現役
at 2019-01-06 18:04
「お怪我はありませんか?」
at 2019-01-03 22:27
温かい「家族の絆」に包まれて
at 2019-01-02 10:28
グッサリ!刺さった言葉
at 2018-12-30 22:17
非常識な電話
at 2018-12-29 23:02
できちゃった再婚!?
at 2018-12-28 23:22
「子育て狛犬」を撫でて、安産祈願
at 2018-12-24 15:16
珍しい木彫りの狛犬
at 2018-12-01 21:29
「恋愛は小説か」片岡義男・著..
at 2018-11-18 20:58
<いわろう>の人生は後悔ばか..
at 2018-11-17 21:26
威風堂々たる狛犬
at 2018-11-16 21:40
今朝、本当の優しさを観た!
at 2018-11-11 22:35
「男と女のモテ会話術」長住 ..
at 2018-11-10 22:41
豪華なブロンズ狛犬
at 2018-11-08 21:55
魔女に一撃を食らった!
at 2018-11-06 21:45
お帰りなさい!鈴木奈穂子さん!
at 2018-11-05 21:56
透けて見えます!
at 2018-11-03 23:07
小柄でペット犬のように愛くる..
at 2018-11-02 22:09
女子用トイレで用を足したこと..
at 2018-11-01 22:04
そんなに激しく!舐めないで!
at 2018-10-31 22:19

検索

以前の記事

2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 04月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 05月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2009年 11月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月