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岩瀬労に言わせろう!

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国策は慎重に

  約50年前、ドミニカ共和国で農業を営もうと、1300人余りの日本人が移住した。だが、彼らを迎えたのは、塩が噴き出し、岩だらけの不毛の地だった。日本政府が確約していた農地の所有権も与えられず、過酷な生活をしいられた。・・・そんな移住者たちのうちの170人が国に対し賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は、国側の法的な責任を明確に認定した。・・・「カリブ海の楽園」というふれ込みでドミニカへの移民を国策として推進しながら、十分な事前調査をせず、移住希望者らに正確な情報を提供していなかったという理由だ。・・・判決はその上で、外務省と農林省(当時)の担当職員や両省の大臣には、「職務上の法的義務違反」があったと認定した。もっともな判断である。
・・・ただ、不法行為から20年経過すると賠償請求権が自動的に消滅するとの民事訴訟の規定を適用し、賠償請求は退けた。提訴が2000年から01年にかけてで、いかにも遅すぎたためだ。(2006年6月8日1時49分 読売新聞:より抜粋引用)
 
  我が国は、立派な法治国家だ!法律を遵守するのが、国民の義務だ!だか釈然としない案件である。法的義務違反を認められたのに、賠償請求は退けられた。時効成立後は手も足も出ない。仕方ないでは、原告側もやりきれないだろう。なぜ20年間も提訴をしなかったのか?判らないのだが・・・。信じ切っていた<国>が、とんでもない<詐欺>だったのに、訴えるのが遅かっんだよォ~と、うそぶいているように思えて仕方がない。
 
  法律の壁は、壁として、<別枠>で何らかの保証があってしかるべきだろうと思う。のだが・・・やっぱり<前例>を作れない。<法治国家>なのだからか?またしても<いわろう>は思う、<法は万人に平等ではない!>と。
 
  まず<人>ありきだ!<法>はその後、<人>を全ての意味において<守る>べきモノであり、決して<苦しめる>ものであってはいけないと思う。でも、あちらをたてれば、こちらがたたず・・・だからこそ・・・少なくとも<国策>ぐらいは、もっと慎重に実施していただきたいモノだ。国民が<愛する祖国>に騙されては叶わない。
2006/6/8
by iwaserou | 2006-06-08 23:50 | Trackback | Comments(0)
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