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岩瀬労に言わせろう!

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ハイそれまでヨ

 <いわろう>は中学時代から<映画>が好きだった。チマチマした<テレビ>では味わえない<爽快感>があるからだ。嫌な中間テストや期末テストが終われば、一人で<映画館>に飛び込み、そのストレスを発散するのがお決まりの<コース>だった。

 そんな六十年代初めの頃、東宝映画の「無責任男シリーズ」をよく観たものだ。植木等さんが演じる無責任男は、会社でも家庭でも重い責任をとらされつづけている日本の男の鬱積を晴らしてくれるヒーローだった。当時の<いわろう>も、たまった<ストレス>を<その笑い>で、<植木等さん>と共にぬぐい落としていたのだろう。

 当時、感銘を受けた東宝映画もあった。聾唖者同士の結婚という道を選んだ一組の夫婦が、戦後という激動の時代を健気に支えあいながら生き抜いていく姿を感動的に描いたヒューマン映画の名作<名もなく貧しく美しく>である。確か、聾唖者の秋子(高峰秀子さん)と道夫(小林桂樹さん)が夫婦役だった。見事な熱演を示す主演ふたりの会話はすべて手話で、字幕スーパーをつけてその内容を観客に告げるという新しいスタイルだった。

 <聴覚障害者に高利回りを約束し、資金を集めていた東京都港区の福祉機器販売会社から元利金が返済されないトラブルが相次いでいる。被害者は首都圏、東海地方などに住む数十人。被害総額は数億円に上るとみられる。相談を受けた弁護士らは被害対策弁護団を結成。出資法違反(預かり金の禁止)や詐欺の疑いで、同社社長を刑事告訴することを検討している。山梨県に住む60代の男性は昨年4月、県内の聴覚障害者の知り合いを通じて福祉機器販売会社社長らと会った。社長は「銀行の利子は低い。私にお金を預けてほしい」「全額きちんと返す」などと手話で男性に約束。利息表を示し、年利6%などと説明したという。(ヨミウリオンライン引用)>

<手話>と聞けば思い出す。高峯秀子さんと小林桂樹さんが、自分たちの間に生まれた子供が<大声で泣く>と言って夫婦で喜び合う感動的な場面。列車の繋ぎ目で、前後の車両の窓越しに<手話>で喜び合うのだ。<いわろう>は、そのときの字幕スーパーが涙で滲んで読みづらかったのを覚えている。長年大切にしているそんな<感動>の場面を汚さないでほしい。これからも<手話>と聞けば<詐欺>なんてけっして連想したくない。あの<感動場面>を思い出したいものだ。
2006/8/23



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by iwaserou | 2006-08-23 23:25 | Trackback | Comments(0)
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