人気ブログランキング |

岩瀬労に言わせろう!

iwaserou.exblog.jp
ブログトップ

中身ない美しい演説

 いま流行の<美しい>って言葉の意味を国語辞典で調べてみた。(1)視覚的・聴覚的にきれいで心をうつ。(2)(肉親に対して)しみじみとした深い愛情を感ずるありさま。(3)細部まできれいに整っている。申し分がない。(三省堂・大辞林より)とある。 調べれば、よけいに理解しがたい感覚的な言葉だ。物事の性質や状態を表す言葉である形容詞自体は、本来曖昧なものだ。

  少なくても一国の首相が公の場で使う言葉としては適切ではない。「美しい国、日本」をつくるために、全身全霊を傾けて挑戦していく・・・。世論の六割を超える支持を受けて誕生した安倍新首相が、初の所信表明演説で力説した。

  私が目指すこの国のかたちは、活力とチャンスと優しさに満ちあふれ、自律の精神を大事にする、世界に開かれた、「美しい国、日本」であります。この「美しい国」の姿を、私は次のように考えます。

   1つ目は、文化、伝統、自然、歴史を大切にする国であります。
   2つ目は、自由な社会を基本とし、規律を知る、凛とした国であります。
   3つ目は、未来へ向かって成長するエネルギーを持ち続ける国であります。
   4つ目は、世界に信頼され、尊敬され、愛される、リーダーシップのある国であります。

  この「美しい国」の実現のため、私は、自由民主党及び公明党による連立政権の安定した基盤に立って、「美しい国創り内閣」を組織しました。

  ・・・はずなのに、新学習指導要領の焦点の一つになっている小学校での英語必修化について、伊吹文部科学相は、「私は必修化する必要は全くないと思う。美しい日本語ができないのに、外国の言葉をやったってダメ」と話し、否定的な見解を示したとか。

  また出ました<美しい>って言葉。<美しい日本語?>を話せなければ<英語>は喋れないのだろうか?そんな訳がない。そんなことを真剣に思っているのなら、文科相など勤まらない。確か前任の小坂大臣は「柔軟な児童が、英語教育に取り組むのは否定すべきことではない」と、必修化に前向きな姿勢を示していた。

  新首相が言う<世界に信頼され、尊敬され、愛される、リーダーシップのある国>を目指すなら、<英語>は必須アイテムだ。出来るだけ<柔らかい頭>のうちに<英語>に触れさせるのが、一番の近道だろう。ただし、今までのような文法重視の<英語学>ではなく<道具>としての<生の英語>教育が必要なのだ。文法を考えながら話している人はいないのだから。
2006/10/1


人気Blogランキングへ←順位?気になります(^o^)

にほんブログ村 ブログブログへ←コチラも気になります(^o^)よろしくネ!
by iwaserou | 2006-10-01 17:22 | Trackback(2) | Comments(0)
トラックバックURL : https://iwaserou.exblog.jp/tb/5788316
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Tracked from 英会話(スクール、教室、.. at 2006-10-02 21:32
タイトル : 英会話(スクール、教室、子供、マンツーマン、教材、学校、..
英会話(スクール、教室、子供、マンツーマン、教材、学校、オンライン)の完全オススメ情報... more
Tracked from ブログでほったらかし収入.. at 2006-10-10 19:35
タイトル : ちょっと一息、飯田深雪『百歳人生の贈りもの』
学問や教養のない女性の中にかえって魅力を 感じさせる人がいるのは、自分自身を知り.... more
名前
URL
画像認証
削除用パスワード