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岩瀬労に言わせろう!

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月の石を見たものの

 もう四十年程前になる。大阪府吹田市の千里丘陵で<日本万国博覧会>が行われた。<バンパク>と親しまれ、<人類の進歩と調和>をテーマとし、経済大国となった日本のシンボル的な意義をもつイベントであった。当時、人気パビリオンでの数時間の行列など<大勢の人による混雑>が連日報道されていた。

 特にアポロ11号が持ち帰った<月の石>を展示したアメリカ館の行列は延々続き、その異常な混雑ぶりから、一部では万博のテーマをもじって<人類の辛抱と長蛇>と揶揄されもしていた。<いわろう>は、当時凝っていた<カメラ>をぶら下げて、何度も会場に足を運び、月の石も拝ませていただいた。そして、あと何年したら<自由に月と地球を往復出来るのだろう>と夢見ていたのだが。

<「何用あって月世界へ?」アポロ11号が月面から送ってくるテレビ映像に日本中が驚き歓声を上げるのをにらみ山本夏彦さんは週刊誌のコラムでそう書いた。「勝手に着陸し、次いで他の星へも行くがいい」とも。

▼4月12日は、山本さんが鼻で笑う宇宙開発の記念日だ。1961年のこの日、ソ連のガガーリン少佐が宇宙船ボストークに乗って地球を一周した。本紙朝刊1面に「初の宇宙人」「宇宙旅行への窓開く」という見出しが見える。20年後の同日、今度はアポロ計画でソ連を追い抜いた米国のスペースシャトルが初めて宇宙へ飛び立った。

▼先日、次のスペースシャトルの打ち上げを予定より3カ月遅らせると米航空宇宙局が発表した。国際宇宙ステーションに置く日本の実験棟をシャトルで送り込む計画も、押せ押せで先延ばしになる恐れが出てきた。宇宙ステーション計画に日本は年間約400億円を投じている。うまく進まないと困ったことになる。

▼ボストークの昔から中国の神舟号まで、宇宙開発なかでも有人宇宙飛行は国の力を誇示する手段になってきた。情報通信や安全保障の面から日本も宇宙開発の技術を磨かなければならないが、さて有人宇宙活動は国威発揚以外どんな効用が期待できるのか。しばし「何用あって宇宙へ?」を考える必要もありそうだ。(日経2007/4/12朝刊・春秋引用) >四十年前に月旅行を夢見た<いわろう>は、今もまだ地べたを<這い回っている>だけだ。400億円あれば、結構何でも出来ると思うのだが・・・。
2007/4/12


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by iwaserou | 2007-04-12 23:44 | Trackback | Comments(0)
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