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岩瀬労に言わせろう!

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言葉に酔った

 今年の春、我が社には五人の新入社員が入った。<いわろう>の属す営業にはそのうちの二人が配属された。S君とW君である。<いわろう>は、彼等の面倒をみるように、仰せつかったのであるが、毎日驚きの連続である。

「ご苦労さん!」営業先から戻った折りに、S君にそう声かけられた時には飛び上がらんばかりに驚いた。「それも言うなら<ご苦労さま!>だろう。もっと言うならば<ご苦労さま!>だっておかしい!」<いわろう>はS君を諭した。そもそも「ご苦労様!」は<目下の者>に用いる言葉。それを言うならば「お疲れ様でした」と言うべきだろうと。厳格な人によれば「お疲れ様」だって失礼だという人もいることを諭したのだ。

 ところで、そんなS君やW君を含む新入社員歓迎会が今日開かれた。宴もたけなわになり、誰からともなく<イッキ!イッキ!>のかけ声がかかって、S君が囃し立てられていた。「ぼく、もう飲めません!」弱々しく応えるS君を先輩達は一層囃し立てるのだった。

 <・・・(略)厚生労働省の研究班が発表した。お酒を飲むとすぐに顔が赤くなる人でも、適度な飲酒なら急性心筋梗塞を予防する効果がある、という。9年かけて2万余人を調べた結果だという・・・(略)。 ところが世界保健機関(WHO)から届いたニュースは、喜びに水をさす。

酒で顔が赤くなりやすい人は、そうでない人に比べて、酒量に比例して食道がんになる危険が高まるそうだ。最大12倍のリスクと聞けば、赤ら顔の人は心配になる。 「百薬の長とはいへど、万(よろず)の病は酒よりこそ起(おこ)れ」と古くに戒めたのは、「徒然草」の兼好法師である。

・・・(略)今も昔も、自らの適量を悟るのが健康の秘訣(ひけつ)に違いない。 兼好法師はまた、「酒を無理強いして喜ぶのは、理解できぬこと」と立腹する。大学や会社で新人の歓迎会が開かれる季節である。先輩諸氏は、愚かなアルハラ(アルコールハラスメント)などゆめゆめなきよう、自戒されたい。(朝日新聞2007/4/14天声人語より抜粋引用)>

 <いわろう>は、土曜日読んだそんな記事を思い出し、先輩達を制した。会がお開きとなり別れ際S君は<いわろう>のところに来て「お疲れ様でした」と。その言葉は<感謝に満ち>暖かくて<いわろう>は酔った。
2007/4/16


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by iwaserou | 2007-04-16 21:26 | Trackback | Comments(0)
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