岩瀬労に言わせろう!

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これがせめて見てもらう・・・

「お行きなさんせ。仲よく丈夫でお暮らしなさんせ。お蔦さん!10年前に櫛、簪、巾着ぐるみ、意見をもらった姐さんに、これがせめて見てもらう駒形茂兵衛のしがねえ姿の<土俵入り>でござんす」ご存じ長谷川伸の戯曲<一本刀土俵入り>の名場面だ。

 <一本刀土俵入り>は立派な力士になろうと江戸へ上った百姓の少年が巡業先から江戸へ帰される途中、腹を空かせて取手の宿までやってきた時、たまたま親切にしてもらった姐さんに、十年後、ヤクザ者になってしまった己の素性を隠して恩返しをする話である。

 <いわろう>はいつもこの場面で泣けてくる。
 約束通りの立派な力士にはなれなかったれど、どうにかして十年越しの義理を果たしたいと願った茂兵衛の義侠心に、いつも胸が詰まるのである。

 <愛知県犬山市の大相撲時津風部屋の宿舎で今年6月、序ノ口力士、斉藤俊(たかし)さん(当時17歳)=しこ名・時太山(ときたいざん)=がけいこ中に急死した問題で、亡くなる直前の斉藤さんに対する長時間のぶつかりげいこを時津風親方(57)(元小結双津竜)が黙認、兄弟子らが斉藤さんをバットで殴るなどした暴行を制止しなかったことが27日、県警の調べで分かった。

 県警は、親方が黙認したことで、暴行がエスカレートし、斉藤さんの死につながった可能性があるとみて捜査している。

 調べによると、斉藤さんが死亡する直前の6月26日午前中に行われたぶつかりげいこは約30分に及んだ。この間、兄弟子らは、斉藤さんが倒れると、金属バットや木の棒で殴るなどの暴行を加えたという。斉藤さんはその後、体調不良を訴えて病院に運ばれ、死亡が確認された。

 ぶつかりげいこは、兄弟子らの胸を借り、体当たりした後に投げられて受け身を取るもの。県警の事情聴取に対し、兄弟子らは「親方はけいこを見守っていたが、制止はしなかった」などと話しているという。

 関係者によると、ぶつかりげいこは体力の消耗が激しく、通常は3分程度が限界。県警は、死亡前日に、親方がビール瓶で額を殴ったり、兄弟子らが殴るけるなどしたりした行為とともに、当日のぶつかりげいこが長時間に及んだ経緯などについて、さらに詳しく調べている。(2007年9月27日14時32分 読売新聞)ヨミウリオンライン引用)>

 相撲界に身を投じる者なら誰だって、横綱を目指すだろう。その夢に向かってどんなに厳しい稽古でも歯を食いしばって頑張るだろう。前途洋々の斉藤俊さんもきっとそうであったであろう。故郷にいる両親に一日も早く<土俵入りを見せてやる>という親孝行がしたかっただろうと思うと胸が詰まる。

 <土俵入り>どころか傷だらけの物言わぬ息子を棺で戻されては、親御さんも不憫だろう。<時太山>は将来、角界を背負うほどの逸材だったかも知れないのだ。現在、警察の捜査中らしいが、徹底した捜査で全てを明らかにして欲しいものだ。

 まさか相撲界は<駒形茂兵衛>のようなヤクザを養成するところではないだろう!

斉藤俊さんのご冥福をお祈りいたします。
2007/9/27


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by iwaserou | 2007-09-27 23:09