岩瀬労に言わせろう!

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木の上に立って見る人

 TBSラジオ・土曜の午後1時から「久米宏ラジオなんですけど」はお勧めだ!興味をそそる話題を軽妙な語り口の久米宏が料理してゆく。まるで<話題の料理番組>のようだ。アシスタントの小島慶子との掛け合いも、土曜の午後の耳に実に柔らかく届く。

 昨日(29日)のゲストは、国立国語研究所の田中牧郎さんだった。言語問題グループの長として、日本語の調査や、外来語の言い換えなどの研究をされているとのことだった。
 現在、使われている<日本語>を1億語を目標にして分析、分類しているらしい。

 その話題のなかで<バーチャル>という言葉についての解説があった。英語圏での本来の< Virtual>の意味と外来語(カタカナ語)としての<バーチャル>の意味が全く逆の意味で使われていることを知った。

 そもそも英語圏で使われる<Virtual>とは「実質的な」という意味であり、バーチャルリアリティという語には「現実世界の実質的で本質的な部分をユーザに提示する技術」という意味がこめられているらしい。そのような意味で仮想現実という訳は本来不適切といえるとのことだ。

 <岡山市のJR岡山駅で、岡山県倉敷市、県職員假谷(かりや)国明さん(38)がホームから突き落とされ、死亡した事件で、県警は29日、大阪府大東市の少年(18)(殺人容疑で送検)の自宅を捜索、自宅に残していた携帯電話のほか、マンガ本、参考書などを押収した。

 押収品には、猟奇的殺人事件を扱った「ひぐらしのなく頃に」や、死に神と手を組んだ青年が殺人を繰り返す「DEATH NOTE」のマンガ本などがあり、県警は犯行動機につながるものがないか解明を進める。(2008年3月30日01時11分 読売新聞)ヨミウリオンライン引用>

 これは、まさに日本語でいう<バーチャルリアリティ>の世界と、本来の意味での<Virtual reality>を区別する能力のないまま育った少年による痛ましい事件だ。こんな事件が起これば、決まって「社会が悪い!」「ゲームが悪い!」「マンガが悪い!」とテレビの売れっ子コメンテーターや評論家先生達が口を揃えていう。

 ところが、いつの世にも<悪>は、蔓延るものだ。それは人間様の心の中に、必ず大なり小なり内在させている<悪>があるからだ。それを<理性>という<重し>で封じ込めたり、<社会性>という鏡に照らして<善悪>を判断し、人間として生きているものだ。そんな本来の<Virtual reality>を正しく認識できる<羅針盤>を子供に持たせるのが、<親>のたったひとつの役目だろう。

 今朝のあるモーニングショーで、この少年の実父が泣きながらコメントしていた。
その実父の「一生懸命育てた!」というコメントは、正直な言葉だろう。どこの親が<殺人者>として我が子を育てるだろう。

 外来語である<バーチャルリアリティ>は、本来の<Virtual reality>と違って使われているが、あくまでも<バーチャルリアリティ>は、わが国において<仮想現実>であって<現実ではない>のだ。それを教えるのは、木の上に立って見ると書く<親>の忘れてはならない大切な役目だろう。
2008/3/30

執筆にあたり、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を参考にさせていただき、一部引用させていただきました。

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by iwaserou | 2008-03-30 13:51