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死刑という名の殺人?

 元来気丈で、死刑制度廃止論者のカミさんもこの事件を語るとき涙ぐみながら
「赤ちゃんを床に叩きつけたそうなの・・・」と言っては俄死刑制度肯定論者になる。
 先日の広島高裁の判決のニュースを観ながらカミさんは、また新たに涙ぐんでいた。

「そうだろ!被害者の家族の心情になれば何度殺しても収まらない憎しみが沸いて来るだろう!」元来死刑制度肯定論者の<いわろう>は、そう力説した。
「でも・・・闇雲に死刑にするのは反対なの・・・」カミさんは、すぐに死刑制度廃止論者に戻っていた。

「自分が犯した罪としっかり向き合い悔い改めさせなければ、単なる人殺しじゃない!そうよ!国家権力による<死刑という名の殺人>じゃない!」カミさんは、大阪・池田の幼稚園児を無差別に死傷させた犯人・宅間守を「早く死刑にしてくれ!」」との本人の希望どおり充分な悔恨もさせずにノウテンキな時の法務大臣が一年後に死刑にしてしまったと<いわろう>を睨みつけた。

<山口県光市の母子殺害事件で、殺人と強姦致死、窃盗の罪に問われた元少年(27)に対する差し戻し控訴審で、広島高裁は22日、無期懲役とした一審・山口地裁判決を破棄し、死刑の判決を言い渡した。楢崎康英裁判長は「強姦と殺人の強固な意思のもとに何ら落ち度のない母子の生命と尊厳を踏みにじった犯行は、冷酷残虐で非人間的と言うほかない」と述べた。さらに「虚偽の弁解を展開して罪と向き合うことを放棄し、遺族を愚弄する態度は反省とはほど遠く、死刑を回避するに足る特段の事情は認められない」と判断。一審の事実認定に誤りはないが、量刑は軽すぎると判断した。元少年側は上告した。検察側は死刑を求め、弁護側は傷害致死罪の適用による有期刑を求めていた。(2008年04月22日13時22分アサヒドットコムより一部引用>

 あの大勢の被告の弁護団は、気づいているのだろうか?
 被告に<死刑判決>が下ったのは、あの弁護団の所為だと言っても過言ではない。

 弁護人の大切な責務は、被告人の弁護が第一だ。だが、真実は何かを解き明かし、それに照らして被告の本音を炙り出させ、万が一重罪を犯しているとしたら、その罪を悔い改めさせ、被告のこころを正常にさせる責務も担っていると思う。

 折角与えられた長い時間を、その悔恨のときに当てておれば、今回の<死刑>は免れたかも知れない。もっともあの弁護団なら願ってもむりだっただろう。弁護団の一人が、間抜けたコメントをしていた。

「十八歳を一ヶ月だけ過ぎていると言って、死刑を適用するとは、木で鼻を括ったような情けのない判決だ!」と憤りを露わにしていた。法を拠り所にしているはずの弁護士先生の発言ではない。万が一<悪法も法なり>のわが国は、立派な法治国家である。

 それにしても、ご遺族の本村洋さんの素晴らしいコメントには敬服するばかりであった。 ひと言で九年と言っても、とても長い道のりであったと思う。あのへなちょこ弁護団では<被告>が可哀想に思えるし、遺族の本村洋さんの真摯さには絶対に勝てないと思う。

 元来<いわろう>は、死刑制度肯定論者であったが、ご遺族の本村洋さんのコメントを聞きながら死刑制度廃止論者に宗旨変えすることに決めた。
2008/4/24


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by iwaserou | 2008-04-24 23:25 | Trackback | Comments(9)
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Commented at 2008-04-25 16:48 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by しずっぺ at 2008-04-25 16:52 x
明日発売のWillという雑誌に、本村さんの手記が掲載されるとのこと。是非とも、拝読しようと思っています。
Commented by iwaserou at 2008-04-25 19:06
しずっぺさん
ご訪問ありがとうございます。そしてコメントありがとうございます。
<いわろう>も是非Willを読ませていただきます。あの本村さんの手記なら、教えていただくことがたくさんあると思います。
Commented by しずっぺ at 2008-04-26 17:13 x
今日、早速Willを求め、帰って、一気に読みました。本村さんは、彼の亡くなった最愛の妻と娘に対し、夫として、出来る限りのことをなさいました。今後、まだ十分に若いのだから、新たな人生を歩んでいってほしいものだと、祈っています!
Commented by iwaserou at 2008-04-26 23:59
しずっぺさん
<いわろう>も読みました。本日も記事をエントリーしました。

過去にどなたか言われていました。「加害者に対する最高の復讐は、被害者が幸福になることだと・・・」そういう意味でも、本村さんには、お幸せな人生を歩んでいただきたいと思います。天国の弥生さんも夕夏さんもきっと、そう望んでいられることでしょう。
Commented by しずっぺ at 2008-05-02 21:32 x
子供の時、日本には、死刑という制度があることを知って、恐怖で、何日間か、おびえて過ごした記憶があります。それを思い出すと、ほんと、複雑な気持ちになります。光市の事件では、怒りに震えて、絶対、死刑は必要だと叫んだりしたんですけど、、、。
Commented by いわろう at 2008-05-03 00:30 x
しずっぺさん
コメントありがとうございます。
<死刑>はもちろん<目的>ではありません。殺人などの凶悪犯罪を抑止する<手段>であるべきです。ところが、死刑になりたいから、見ず知らずの他人を殺す事件が続く昨今、死刑制度を考え直さねばならないところに来ております。恩赦の絶対ない無期懲役などの重罪で、犯人に悔い改めさせる道を拓くのもひとつの手でしょうし・・・一年後には<裁判員制度>が始まり、一般のひとが裁判に参加することになり、人が人を裁くことがより身近なこととなります。
死刑制度に変わるいい制度が生まれればいいのですが・・・。
Commented by アーモンド51 at 2009-02-27 18:33 x
こんにちははじめまして~
死刑制度は どう考えても間違いです。
必要だと思っている人がいますけど、それは感情にまかせた考えであって、 私たちが人を殺す判断をして良いということが間違い。そのことに気が付かない人が多くて・・。

Commented by iwaserou at 2009-02-28 00:16
アーモンド51さま
コメントありがとうございます。しっかりと罪の償いをさせなければならない。それは何も<死刑>することではありません。死刑制度はいずれ廃止になるでしょう。
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