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岩瀬労に言わせろう!

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2006年 05月 03日 ( 2 )

法は万人に平等?

  岩瀬は33歳の春まで神戸に在住していた。転職と共に生活圏が関西から関東に変わって現在に至っている。その神戸在住時代に高校が同窓の友人が、この大型連休を利用して、息子さん夫婦と孫を連れて、ご夫婦で上京して来た。GWで人の溢れる表参道のカフェテラスでお互いの近況を語り合ったあと、話題が耐震強度偽装事件の話になり、そういえばと友人が建築業界に纏わる話をしてくれた。
 
  息子さん夫婦は結婚と同時に一戸建てを購入したそうだ。南側が雑木林で、冬も暖かく、夏は熱帯夜知らずに涼しい環境に満足し快適に暮らしていた。購入契約にあたり南側の空き地に何が建つのか心配で、販売工務店Kに確認したところ、当分は何も建ちませんし、高層建物は規制があって建てられませんとのことで、一応安心して購入したそうです。ところが三年も経たずに、別会社のMホームディベロッパーが整地を始めました。慌てた息子さん夫婦は、工務店Kにクレームを持ち込むと、我が社が開発予定だったのですが、Mホームに持ってゆかれまして・・・何ともしがたい・・・って、ただペコペコされるばかりだったとか。建築許可を出す市の担当者は、木で鼻を括った応対で「建築法に則って申請されてますので・・・」って、取り合ってくれない。
  
  確かに建坪率やなにもかも合法的で合格なのだろうが・・・。息子さん夫婦にしてみれば、主生活空間のリビングルームの前に建てられる建物に、ある程度は先住民である自分たちの希望を反映させて貰ってもよさそうだと思ったのだろう。なるべくこちら側を壁にしてプライバシーを尊重するように、開発会社Mホームに何度も要請し続けたらしいのです。が、建物が建ち始めて怒りがピークに達したそうです。

  なんと、こちら側にトイレがあり、風呂場があり風呂釜は熱風がまともにリビングルームに飛んでくる方向に設置され、さらに勝手口までがこちら向きにある間取りなのです。あの信頼の・・・Mホームって宣伝している会社の設計がこれかって・・・愕然としたとか。あまりのクレームに嫌がらせをされたとしか言いようのない間取りだったとか。建築法を守りさえすれば後は何をしてもいいのか!法なんて最低限度のお約束で、運用面で、もっと血の通った形にするのがプロの建築士の責務じゃないのか・・・と思ったそうだ。<法は万人に平等ではない!>ことを改めて教えられた憲法記念日だった。
2006/5/3
by iwaserou | 2006-05-03 23:00 | Trackback(1) | Comments(0)

元凶はどこの誰だ?

妹歯三級解体士

恐れ入ります!失礼ながら、TBさせていただきます。検索中タイトルに惹かれ貴ブログを訪問させていただきました。元一級建築士の姉歯氏についての感じ方に共感いたしました。
 世間からの非難を承知で申し上げれば、姉歯氏はある意味、<被害者>ってところもあると思います。むしろ業界の成り立ち自体に元凶があると思います。もっと言うならば、日本国全体の産業の成り立ちや、国民性の醜い部分が露呈したほんの一例だと思います。
 小生のブログでも<氷山の一角では?>とし雑感を書きましたが・・・姉歯氏の再起を応援する一人でございます。この事件を警鐘にして、特に業界の自浄努力を期待したいと思っております。
by iwaserou | 2006-05-03 11:58 | Trackback | Comments(0)