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岩瀬労に言わせろう!

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2006年 05月 30日 ( 1 )

私の特技

  この間の土曜日の午後、同窓会に参加してきた。<いわろう>の元所属していた芸プロスクールリタイヤ組の同窓会である。およそ半年ぶりの再会で「痩せたわネ~!」って<いわろう>はみんなから開口一番に言われた。スクールの帰り道によく立ち寄って<ダベリング>した懐かしのファミレスでの同窓会。周りに気兼ねすることもない<シニアパワー>ギンギンの面々が繰り拡げた会話は、さぞかし壮絶なるものであっただろう。

「CM専門のプロダクションに行くことにしたの!」六十歳半ばのG婦人は、十数万円の入所契約金を既に納め、三ヶ月のレッスン後、CMに出るから・・・って。百数十人の受験者がいたそうよ!残ったのは25名なの!G婦人はそう自慢げに続けた。透かさず「また!そんなこと言って?金さえ納めれば誰でも入れるのじゃないの!」と合いの手が入る。G婦人はもちろん、ご不満のようだ。「私!面接で御詠歌が出来ます!って言ったの・・・」「・・・」それを聞いていた一同、言葉が出なかった。

「それで?面接の人何って言ったの?」辛うじて誰かがG婦人に聞いた。「今ここで出来ますか?って聞かれたので、もちろん!御詠歌やったわよ!」それ聞いた一同、またしても黙して何も語らず。それは、立派な特技で、プロダクションに取ってみても、有能な(?)人財(?ジンザイ?)に、確かになる。即、役柄にマッチングする<オファー>が入りそうだ。俄にそれらしく演じても、年期の入ったG婦人には叶わないだろう。「そのうちGさんもノバァおばさんのようにCMで全国区になるかも?」との誰かの発言に、一同異論を唱える者もなく、真面目な顔で聞いていた。

 特技と言えば、何だか特別なものでも考えがちだが、誰でも探せばあるものだ。<いわろう>もプロダクション在籍中にプロフィール用の調査票が回ってきたとき、<特技>の欄に書くことがなく困り果てたものだった。ギターが弾けるっと言っても趣味程度で、人様からお金を戴いてお聞かせする程でもないし、落語、漫談のたぐいは、会社の慰安旅行の宴会にでもお呼びの掛からない程度だ、困り果てて<関西弁が喋られます>って書いて提出したら、事務局で「立派な特技です」って真面目に受理された。関東圏で<関西弁が喋られる>のは、立派な特技なのだ。と言っても、役を演ずる上での<特技>ですがネ!
2006/5/30
by iwaserou | 2006-05-30 08:00 | Trackback | Comments(0)