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岩瀬労に言わせろう!

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2006年 09月 18日 ( 1 )

今を生きる

 220の自分自身を除いた約数は、1,2,4,5,10,11,20,22,44,55,110で、和は284となる。一方、284の自分自身を除いた約数は、1,2,4,71,142で、その和は220である。このように異なる2つの自然数の自分自身を除いた約数の和が、互いに他方と等しくなるような数を友愛数という。

「君の誕生日はいつだね?」「2月20日です。」「ぼくが大学時代に学長賞でもらった時計の裏にNo284と記されている・・・」元大学教授の数学者(寺尾聰さん)の家に派遣されることとなった家政婦(深津絵里さん)とが気持ちを通わせるシーンだ。。

 連休の今朝、ウトウトしている至福の時、カミさんに叩き起こされ、新聞屋さんに貰ったタダ券で、映画を観てきた。小川洋子さん原作『博士の愛した数式』の映画化作品。第一回本屋大賞受賞だけあって筋立が秀逸で、その上脚本が冴えていた。原作にはない家政婦の息子ルートが大人(吉岡秀隆さん)に成長して、数学の教師となり、彼が<語部>となってストーリーが展開する。吉岡先生の講義を聴きながら見終わったとき、数学嫌いも数学の魅力に取り憑かれるのではないだろうか?

人が生きるということは、煎じ詰めれば<今日を力一杯楽しく生きる>ということだと思った。人は<今日>という日に意味を見いだせなくなれば、生きては行かれないのだ。自宅へ戻りネットを開いてそう思った。

 <18日、愛知県蒲郡市の住宅で、無職関原健三さん(88)と妻、ヨシノさん(87)が1階の和室で死亡しているのを、同居する長男(62)が見つけた。県警蒲郡署の調べによると、健三さんはロープで首をつり、ヨシノさんはベッドの上であおむけに倒れて、布団がかけられていた。ヨシノさんの首には、絞められたような跡があった。健三さんが書いたと見られる、自殺をほのめかす遺書があったことから、同署は無理心中の可能性が高いとみて調べている。

ヨシノさんは3年前から認知症を患い、健三さんも今年6月に脳こうそくで入院し、退院後も通院していた。関原さん夫婦は4人暮らし。朝になっても夫婦が起きてこないため、長男が様子を見に行ったところ、2人が死亡していたという。(2006年9月18日12時46分 読売新聞)ヨミウリオンライン引用・編集>

 80分しかない記憶の中でも幸せのときを過ごせる大学教授と遠い過去の愛情に寄りかかって生きる義姉(浅丘ルリ子さん)の悲劇。人は所詮<今>にしか生きられないのだ。
2006/9/18

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by iwaserou | 2006-09-18 20:35 | Trackback | Comments(0)