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岩瀬労に言わせろう!

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「恋愛は小説か」片岡義男・著<文藝春秋>を読んだ

煌めく一瞬を切り取った7つの物語集である。

贅肉のまったくない、軽やかな文体は、この秋空の清々しさにとてもマッチする。


たとえば、街路樹沿のオープンカフェに設けられたシートに腰掛けて、オーダーしたコーヒーを待つしばしの時に、パラパラと読み進めるのに、もってこいでオススメの短編小説集だ。


【頑丈な造りのエンジニア・ブーツに色の落ちたジーンズ、鮮やかなブルーの長袖ポロ・シャツの襟を外に出した、ダーク・グレーのスウェットに、ツイードのジャケット、そして手ぶらだ。】(午後のコーヒーと会話)より引用。


かように<粋>で<コケティシュ>で<チャーミング>で、コジャレていて、研ぎ澄まされた文体が醸し出す<女>は、そう簡単には表現できないだろう。最後の締め言葉の<そして手ぶらだ。>なども、<いわろう>が逆立ちしたって出てこない表現だ。


作者の<女>を表現する筆力に嫉妬さえ感じる。


遠く彼方へに行ってしまった<青春>を、轟音とともに引き戻してくれ、初老の<いわろう>の<老い>を、むりやりリメイクしてくれた短編集だ。


あの色づいた枯れ葉が一枚舞い落ちる束の間に、読み終えてしまいそうだ!


恋愛は小説か

片岡 義男/文藝春秋



<いわろう>のお薦め度 ★★★☆☆

<いわろう>のお薦め度規準

(独断と偏見です。あしからず)

★★★★★蔵書にして読み返したい

★★★★☆読みごたえありでお薦め

★★★☆☆そこそこ読みごたえあり

★★☆☆☆時間つぶしにはなります

★☆☆☆☆時間の無駄使いだけです



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by iwaserou | 2018-11-18 20:58 | 読書感想文(お薦め度付き) | Trackback | Comments(0)

<いわろう>の人生は後悔ばかりで出来ている!


昨晩のこと、8 時は過ぎていただろうか、夕食後、本を読みながら、うとうとしかけたころ、珍しくイエデンが鳴った。カミさんはお風呂のようで、<いわろう>が取った。それは、神戸にいる兄嫁からだった。「岩瀬です!っていっても・・・お宅も岩瀬さんだね~~」という軽くオドケタ兄嫁の声を聴きながら、不吉な予感が背筋を這った。


兄貴でなく、いきなり嫁さんが電話してくるということは・・・。

その予感が的中した。


「ウチの人、先月の20日に肺がんで亡くなったんです」という、兄嫁の冷静な口調は、それを聞く<いわろう>の冷静さで、増幅したかのように、どこかの老人がなくなったんだという、随分と冷めた話しっぷりだった。兄とは、この春「これが最後だね~」と電話で、きっぱり惜別したことを、兄嫁は承知していたからだろう。


<いわろう>は、姉三人兄一人の五人兄弟の末子である。たった一人の兄なのだが・・・。二人の間には、いろいろと確執がありすぎて、古希になっても、「水に流して兄弟五人で一度集まろう!」という兄の誘いを、この春に強く拒否してしまっていたのだ。


他人からみると、冷血な男の様に思われるだろうが、<いわろう>は、少なくともあの時は後悔していなかった。「こちらから、東京まで行くから、兄弟全員で飯でも食おうよ!」という兄貴の声が蘇ってくるが、了見の狭い<いわろう>は、薄情だと自覚しつつ、後悔はしていないつもりだった。


病院を出たり入ったりしている実母を、看病する実父の苦労を見かねて、同居を拒む兄に代わって、同居したときの苦労を思えば、身勝手な兄を許すことはできないし、親の遺産相続で裁判にまで拗れさせた兄の優柔不断さを、許すことができなかったのも事実なのだ。


それにしても、今年の7月にガンが見つかり、たった三ヵ月で亡くなってしまったとは・・・。人の命の儚さを憂うばかりだ。


「電話するか?どうしょうか?迷っていたけど・・・遺品を整理していたら・・・あなたの住所と電話番号を書いたメモが、引き出しから出てきたの・・・たった一人の弟との仲直りを、最期まで願っていたようで・・・思い切って電話したの」という兄嫁の話を聞きながら、複雑に揺れ動く心のざわめきを抱きながら電話を切った。


まる一日たった今、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を聞きながら、<いわろう>は、とんでもない過ちを犯していたのではないだろうかとも思っている。




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by iwaserou | 2018-11-17 21:26 | 日記 | Trackback | Comments(0)

威風堂々たる狛犬

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撮影場所:東京都杉並区「井草八幡宮」
撮影年月日:2018年1月2日
寄進者:不明
奉納:1853年11月
石工:九兵衛





by iwaserou | 2018-11-16 21:40 | 狛犬図鑑 | Trackback | Comments(0)

今朝、本当の優しさを観た!

今朝、友人と約束した時刻に間に合わない!という、寝過ごしたアラフォーの我が家の娘を、車でJRK駅へ、送って行った帰り道、赤信号に掴まった。目の前の横断歩道を、行き交う人を眺めていたら、白い杖を携えた若い男性と、同い年位の女性のカップルが、右側から渡り始めた。白い杖は、まるで彼の目の様に、道路事情を的確に、彼に伝えているようだ。


付き添いの女性は、指一本触れていないのに、正確に段差を認知して、男性は歩き進めているのに感動した。盲目なのに普通の人と同じぐらいのスピードで歩けるのに感動した以上に、付き添いの女性の心遣いに感動したのだ。<いわろう>なら、二の腕を掴んで、ハイ段差があるよ!前から自転車が来たよ!と、微に入り細に入り案内してしまうだろう。


それは一見、優しい行為に見えるけど、盲目の人の自立を妨げることにもなりかねないのだ。本当の優しさは、彼の自立力を培うようにすることだと、二人を眺めていて<いわろう>は気づいた。人間の情報は、目から得るのが80%だといわれている。<いわろう>は、信号が替わるまでの間、瞼を閉じて彼の「闇の世界」の大変を改めて思った。


<いわろう>は常日頃、「いい意味での無視」が、障害者の方々に対する優しさだと誤解していたが、ジロジロ見ることは論外として、彼らにとって何が大切かを、考えてあげることが、本当の優しさだと思った。付き添いの女性は、兄弟か?奥様か?いずれにしても、彼の近しい人だろう。二人はつかず離れずに道路を渡り切ったとき、信号は青色に替わった。



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by iwaserou | 2018-11-11 22:35 | 人間観察 | Trackback | Comments(0)

「男と女のモテ会話術」長住 哲雄・著<こう書房>を読んだ

どちらかといえば、青春時代の<いわろう>は、女性にモテた方だった。でも、それは数ばかりで、質の方はサッパリ駄目だった。多い時には、トッカエヒッカエ5人の彼女と付き合っていた時期もあったが、いわゆる「男と女の関係」になったことは一度もなかった。今思えば、その一線を超えられなかったのが、長続きしなかった大きな原因だったのだろう。


当時の<いわろう>が、本書を手にしていたら、もっと充実した青春時代を送れたかもしれない。本書のサブタイトルは、「一瞬でアレッ!?と思わせ、30秒で心を開かせ、10分で好きにさせる」であり、活字も大きく、チャラチャラした感じで軽い本だろうと読み始めたが、なかなかどうして、結構ノウハウが詰まっているオススメの本である。



相手を名前で呼ぶことは、よりフレンドリーな関係を築けると著者は説く。名前を呼ばれることで、人は呼んでくれたその人に対して、親近感を覚えるようになるという。また、上手い「あいづち」を打ってくれる聞き手が好まれるのである。などなど、ビジネスマンの人間関係を形成する上での教則本にもなる一冊である。


本書の読みどころは、「男と女の違い」を端的に指摘し、読者に「なるほど」といわせるところだ。たとえば、女は「私も同じ」と共感したがるが、男は「オレは違う」と差別化したがる。いわゆる、女は「共通性」を重視し、男は「違い」を重視するというのだ。


もっと、男と女の違いについて、「なるほど」と気づき、明日からの男女関係を、ワンランク上げたい若き男女にオススメの一冊である。


男と女のモテ会話術



長住哲雄/こう書房


<いわろう>のお薦め度 ★★★★☆



<いわろう>のお薦め度規準

(独断と偏見です。あしからず)

★★★★★蔵書にして読み返したい

★★★★☆読みごたえありでお薦め

★★★☆☆そこそこ読みごたえあり

★★☆☆☆時間つぶしにはなります

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by iwaserou | 2018-11-10 22:41 | 読書感想文(お薦め度付き) | Trackback | Comments(0)

豪華なブロンズ狛犬


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撮影場所:千葉県成田市「成田山新勝寺」
撮影年月日:2017年10月9日
寄進者:不明
奉納:1859年
石工:不明


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by iwaserou | 2018-11-08 21:55 | 狛犬図鑑 | Trackback | Comments(0)

魔女に一撃を食らった!

特に重い物を持ったわけでもないのだが、突然腰が痛くなり動けなくなってしまった。久しぶりの「ぎっくり腰」である。正式には「急性腰痛」というらしい。読んで字の如く急激に発症した腰痛を指す。欧米ではその激しい痛みから「魔女の一撃」とも呼ばれている。


多くは一週間~二週間程度で自然に快復するが、時間経過によって改善が見られない、または下半身に痛みやしびれといった症状が出現した場合などは「椎間板ヘルニア」などの病気が隠れていることがあるので要注意とか。


「重い物を持ち上げた時」に発症するケースが一番多いが、「少しお辞儀をしただけ」「ただ立ち上がろうとしただけ」など、「ぎっくり腰」が起こる原因は多岐に渡っている。だが、身体の中で何が起こっているのかは、未だはっきりと分かっていないらしい。


「ベットで安静している」のが一番の治療の様に考えがちだが、意外と「普段通り、日常生活を過ごす」のが、最も快復スピードが速いそうだ。動けないほどの激痛である場合以外は、安静にしていることで、むしろ症状を長引かせることもあるのだ。


明日からは、周囲の人に「ギックリ腰宣言」をせずに、できるだけ普段の生活を送ることにしよう!




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by iwaserou | 2018-11-06 21:45 | 日記 | Trackback | Comments(0)

お帰りなさい!鈴木奈穂子さん!

NHKの午後7時のニュース担当の女子アナ・鈴木奈穂子さんが、今夜やっと!戻って来た!お帰りなさい!長い間のお休みにとても心配していました。


<いわろう>は、大ファンのひとりで、以前夏期休暇で姿を消したときも、NHKへ「鈴木奈穂子さんはどうした!」と、メールで問い合わせたら、「夏期休暇をいただいております。今しばらくお待ちください!」と即座に返答が返ってきて、安心したこともあった。


カミさんは、不思議がるやら!あきれるやら!自分の娘より若い子を、好きだなんて・・・。でも、こればっかりは、どうしょうもない!好きだから好きなんだ!訳などない!


鈴木奈穂子さんの顔を観ながらの今夜の夕飯の美味しかったこと!

ヨッシャ!明日もがんばろう!と思わせる笑顔をありがとう!






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by iwaserou | 2018-11-05 21:56 | 日記 | Trackback | Comments(0)

透けて見えます!

昨日、ある展示会が開催されている「東京ビックサイト」まで行った。その帰り道、新橋でサラリーマン時代の同僚Y君とバッタリ遭遇。軽く一杯ひっかけることになった。Y君は、退職後、子会社で働いていたのだが、65歳で晴耕雨読の生活になったとのこと。<いわろう>も独立しないで、定年まで勤めておれば、いまごろ悠々自適のY君と同じ境遇であったかもと羨ましく思っていたら・・・。


「岩瀬さんは、いいよな~定年がない社長さんだから・・・」「まあね~~」<いわろう>は、応えながら逆に『Y君はいいよな~悠々自適で、毎日が日曜日・・・』ところが、Y君は、意外なことをいった。「今月1日からアルバイトを始めたんだ!」「え~!アルバイトを?」「それも早朝5時からの・・・」


Y君のアルバイトとは、かの有名宅配業者の仕分けアシストを、健康のために始めたらしい。「時給1,400円に飛びついたんだけど・・・」「どうしたんだ?」<いわろう>は、Y君の憂い顔に合点がいかず「どうしたんだい?」と連発していた。


聞くところによると、飛びついた新聞広告の時給は、60歳までの人が対象で、60歳以上の人は、強制的に子会社の「人材派遣会社の派遣スタッフ扱い」になるというのだ。「それって、テイのいい!節税対策ジャン!」<いわろう>は、気づけば突っ込みを入れていた。「そうなんだ!新聞チラシでは4時から9時になっていたのに、5時から時給もダウンして1,100円!だって・・・」


Y君は、別に生活のために働くのでないからいいようなものだが、酷い話があったものだ。足もとを見られたというか、見くびられたモノだ。要求される仕事の質も量も、学生アルバイトとまったく同じなのに、アチらさんは1,400円で、自分が1,100円だと思うと、勤労意欲もなくなるとのことだ。3個仕分けるところ、1個仕分けるというY君の気持ちもよくわかった。


とりあえず年末まで頑張ってみて、辞めることになるだろう!っていっていたY君と別れてから、<いわろう>は思った。不必要な「人材派遣会社」というトンネルのような「隠れ蓑」は、躍進続ける優良企業というラベルを汚すことにならないのだろうか?




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by iwaserou | 2018-11-03 23:07 | 日記 | Trackback | Comments(0)

小柄でペット犬のように愛くるしい狛犬



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撮影場所:東京都港区「赤坂 氷川神社」
撮影年月日:2015年3月14日
寄進者:不明
奉納:1825年6月
石工:不明


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by iwaserou | 2018-11-02 22:09 | 狛犬図鑑 | Trackback | Comments(0)