法は万人に平等?

  岩瀬は33歳の春まで神戸に在住していた。転職と共に生活圏が関西から関東に変わって現在に至っている。その神戸在住時代に高校が同窓の友人が、この大型連休を利用して、息子さん夫婦と孫を連れて、ご夫婦で上京して来た。GWで人の溢れる表参道のカフェテラスでお互いの近況を語り合ったあと、話題が耐震強度偽装事件の話になり、そういえばと友人が建築業界に纏わる話をしてくれた。
 
  息子さん夫婦は結婚と同時に一戸建てを購入したそうだ。南側が雑木林で、冬も暖かく、夏は熱帯夜知らずに涼しい環境に満足し快適に暮らしていた。購入契約にあたり南側の空き地に何が建つのか心配で、販売工務店Kに確認したところ、当分は何も建ちませんし、高層建物は規制があって建てられませんとのことで、一応安心して購入したそうです。ところが三年も経たずに、別会社のMホームディベロッパーが整地を始めました。慌てた息子さん夫婦は、工務店Kにクレームを持ち込むと、我が社が開発予定だったのですが、Mホームに持ってゆかれまして・・・何ともしがたい・・・って、ただペコペコされるばかりだったとか。建築許可を出す市の担当者は、木で鼻を括った応対で「建築法に則って申請されてますので・・・」って、取り合ってくれない。
  
  確かに建坪率やなにもかも合法的で合格なのだろうが・・・。息子さん夫婦にしてみれば、主生活空間のリビングルームの前に建てられる建物に、ある程度は先住民である自分たちの希望を反映させて貰ってもよさそうだと思ったのだろう。なるべくこちら側を壁にしてプライバシーを尊重するように、開発会社Mホームに何度も要請し続けたらしいのです。が、建物が建ち始めて怒りがピークに達したそうです。

  なんと、こちら側にトイレがあり、風呂場があり風呂釜は熱風がまともにリビングルームに飛んでくる方向に設置され、さらに勝手口までがこちら向きにある間取りなのです。あの信頼の・・・Mホームって宣伝している会社の設計がこれかって・・・愕然としたとか。あまりのクレームに嫌がらせをされたとしか言いようのない間取りだったとか。建築法を守りさえすれば後は何をしてもいいのか!法なんて最低限度のお約束で、運用面で、もっと血の通った形にするのがプロの建築士の責務じゃないのか・・・と思ったそうだ。<法は万人に平等ではない!>ことを改めて教えられた憲法記念日だった。
2006/5/3
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# by iwaserou | 2006-05-03 23:00

元凶はどこの誰だ?

妹歯三級解体士

恐れ入ります!失礼ながら、TBさせていただきます。検索中タイトルに惹かれ貴ブログを訪問させていただきました。元一級建築士の姉歯氏についての感じ方に共感いたしました。
 世間からの非難を承知で申し上げれば、姉歯氏はある意味、<被害者>ってところもあると思います。むしろ業界の成り立ち自体に元凶があると思います。もっと言うならば、日本国全体の産業の成り立ちや、国民性の醜い部分が露呈したほんの一例だと思います。
 小生のブログでも<氷山の一角では?>とし雑感を書きましたが・・・姉歯氏の再起を応援する一人でございます。この事件を警鐘にして、特に業界の自浄努力を期待したいと思っております。
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# by iwaserou | 2006-05-03 11:58

ゴンのこと

 今朝は寝過ごし掛けた。春眠暁を覚えず・・・だ。それを破ったのは愛犬ゴンの吠える声だった。見慣れぬ犬が垣根の前を通ったようだ。近所迷惑を避け、慌ててゴンを散歩に連れ出し、状況が飲めた。ゴールデンウィークなので、朝の愛犬の散歩を普段あまりやっていないご主人がやっているみたいで、たまたまゴンの前を散歩コースにしたからだ。
 
  ところでゴンの名付け親は、この岩瀬だ。名前の由来には語ればドラマがある。そもそも二代目を襲名した今のゴンは<女の子>なのだがゴンと無理矢理命名したのだ。先代のゴンは岩瀬がまだ小学三年生のころ、父親の友人から譲り受けた雄の雑種犬で、ワンパクで、いたずらが好きで、ゴンタくれだったので、<ゴン>と、これも労少年の命名だった。
 
  当時随分と可愛がっていた。昔は今のようにドッグフードなどないので、ゴンの食するものと言えば、家族の残飯が定食だった。労少年は、いつも自分の食事の分をゴンのために、残してはゴンに与え、それを美味そうに食べてるゴンを眺めているのが好きだった。
 今のゴンには神経を尖らせている塩分の与えすぎなど気にも掛けず、みそ汁のぶっかけご飯やカレーライスやあらゆる人間様と全く同じメニューを与えていたように思う。
 
  先代のゴンの散歩は進んで労少年がやった。雨が降ろうが風が吹こうが、ほとんど労少年がやった。ゴンが好きだったから当たり前なのだが、散歩の目的にはもうひとつ大きな目的があったのだ。散歩途中の公園で、たまに出会う小型犬をつれた他校のカワユイ少女に出会いたかったからだ。今思えば、あれが仄かで淡い<初恋 >だったと思う。名前も何も知らずじまいで別れてしまったのだが、先代のゴンの思い出としっかりリンクして今でも時々思い出すことがある。
 
  労少年は、学校が終わると一目散でゴンの小屋に直行して、野原を一緒に駆け回ったり相撲を取ったり、お手お変わりなどの躾の真似事をしたり、仲のいい親友のようなつき合いをしていた。そんなある日、いつものように小屋に直行した労少年を待っていた悲劇は、「労!ゴンは返した!」という母親の冷酷な言葉だった。その二三日前に姉の指を噛んだから、ゴンは危険だと決めつけ、可愛がっている労がいない隙を見て、どこかにあげてしまったのだ。その夜、泣けて泣けて、暴れて、暴れ泣き疲れて眠ってしまった悲しい思い出がある。だから<女の子>であってもゴンという名の二代目を襲名させたのだ。
2006/5/2
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# by iwaserou | 2006-05-02 22:24

メーデーに思う

今日は5月1日。我等薄給!労働者の祭典メーデーだ!経営者に我等の思いの丈を訴える日なのだ。ところで、岩瀬はこのメーデーのことを長い間<芽出>だと思っていた。小学校高学年の頃まで真面目に疑いもせずにだ。春のいい日和にピクニック気分で公園に集まり赤い鉢巻きを巻いた大人達の大運動会みたいなものだと思っていた。メーデーなのにメェーデっと長い間思っていた。中学で英語にふれMAY DAYだったのか?となんだか大発見をしたような気分になったことを、今日改めて思い出した。
 
  ところであの赤い鉢巻きを巻く効果に大きく分けて二つの意味がある。そのひとつは、巻いた本人が、こめかみをきつく締め上げることで、精神的に気合が入ることであり、もうひとつは、仲間達に団結の二文字を喚起させる意味合いがあるということらしい。といっても、ちょっと頼りのない先輩の受け売りなので信憑性には今一自信はないのだが・・・。後者については確かにそうだと思う。仲間の顔を見れば自然と<団結>が目に入り仲間意識を高めるのには効果的だとは思う。
 
  ところで、今日、岩瀬も集会と行進に参加して来た。その行進でご一緒だった方の話にやるせない思いをした。その方の話というのは、<新聞販売拡張員>のエスカレートぶりだ。三ヶ月だけ取ってくれれば、後でキャシュバックするから、・・・とにかく契約件数のノルマを達成しなければ給料が基本給だけで、とても生活をやって行けないのだ!って泣きつかれたその方の奥方が、渋々契約して三ヶ月経った時点で、その販売店にその話を持ち込むと。当の販売員は辞めましたってって涼しい顔をされて、取り合ってくれないとか・・・。酷い話があるものだ。
 
  その話を聞いていた他の方が、家にも<拡張員>が来てね!との話。その拡張員は何と見るからに70歳を越えた高齢な方で、足がよぼよぼだったそうだ!その姿を見た、その方の奥様は、何新聞か?どんな契約内容か?ろくすっぽ聞かずに、即契約したとのことだった。岩瀬は、その話を聞きながら、オレん家(チ)に来れば、オレもやっぱり即、契約するだろうなぁ~と思った。70歳になってもノルマの厳しい<拡張員>をせねばならない人生もあるものだと<目出>(メーデー)た一日だった。
2006/5/1
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# by iwaserou | 2006-05-01 23:57

ゴロ寝は妙薬

  ゴールデンウィークには、あれもこれもと普段出来ない事を、この休暇が纏まった時期に片づけようと毎年計画しては、ゴロゴロしていて結局何もせずじまいに終わってしまう。
今年も似たり寄ったりで終わってしまいそうである。29日と30日、もう2日間も浪費してしまった。とりあえず夕方から、愛犬ゴンを引き連れて小一時間ほど散歩に出かけて来た。ゴンにしてみれば、還暦前の老人を散歩させてる気分であったかも知れないのだが・・・。

  ゴールデンウィークが来れば、決まって思い出す過去がある。岩瀬が、当時株価日本一のご立派な超一流企業の営業マンをしていた頃のことだ。当時は30歳代でもあり、朝早くから夜遅くまで猛烈(死語になった!)に仕事をしていた。夜は最終電車の時刻までゴソゴソ事務処理をし、帰宅は毎日午前様だった。かといって翌朝はちゃんと朝礼には顔を出していたのだ。そんな時期、鬼軍曹みたいな事業部長が会議の締めの言葉として、「・・・このゴールデンウィークは充電の為に、ゆっくりと休むように・・・。」って珍しく優しいお言葉で締めくくったのだ。当時、写真に凝っていた岩瀬は、カメラ片手にぶらりと東北方面の一人旅を満喫して、充分すぎるほど充電しきって出勤した。
 
  連休明けの月初の御前会議が本社で、全国から営業マンが集められ執り行われた。開口一番、鬼軍曹が「岩瀬君!さぞかし実りのいい連休だっただろう・・・」ってみんなの前で意味ありげな口調で話してくるのだ・・・。何と連休中に休んだのは、この岩瀬ひとりだったようだ!。畜生!図られた!浅野内匠頭の心境だ!岩瀬の脳天気さが悪いのだが、やってられないと、このときから<退職>の二文字を考える日々が始まった。当時、いまはやりの内部告発で、会社ばかりが世間で持て囃され、その中の社員は人間扱いされていない現実を叫びたいとも思っていた。

  そして同僚が一人辞め二人辞めし、岩瀬も結局辞表を出してオサラバさせてもらった。しかし、今でも肝に銘じている鬼軍曹の言葉がある。一生懸命やっています!って言う奴に限って本当に一生懸命やっている奴はいないのだ!営業職というものは、過程ではなくて結果がすべてなのだ!出来ない理由はいくらでも作れるのだ。しかしゴロゴロとする気持ちの余裕もいい結果に繋がる妙薬であることも確かだ。 今年のゴールデンウィークも、ゴンの散歩とゴロ寝で終ってしまいそうだ。
2006/4/30
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# by iwaserou | 2006-04-30 23:48

公開を心待ちにしております・・・

Excite エキサイト : 芸能ニュース
全国東宝系(2006年9月16日公開)<シュガー&スパイス ~風味絶佳~>
キャスト;柳楽優弥、沢尻エリカ、夏木マリ、ほか

岩瀬は訳あってこの映画の公開を心待ちしている一人なのだ!ひょっと?すると画面ドアップで柳楽優弥君と並んでるシーンが観られるかも・・・?二月のある日某所でこの映画の撮影に参加して(もちろん出演者として)来ました。岩瀬労って一体何者かって?
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# by iwaserou | 2006-04-29 21:55

古希のジジイで~す♪


by いわろう
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