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岩瀬労に言わせろう!

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タグ:世相雑感 ( 470 ) タグの人気記事

手から手

  今朝の首都高速も一般道路も、普段の渋滞がウソのように、お正月並みにスムーズな流れであった。九連休がもたらした産業活動の小休止が、物流に大きく影響したのだろう。
 普段、経済行為に伴い人や物を弛まなく動かしている証拠なのだろう。北のものが南に、東のものが西に、縦横無尽に道路を行き交うことで、経済が成り立っているとも言える。
 インターネットで世界中の情報が、居ながらにして瞬時に交換できる時代になっても、物流は<手から手に運ぶ>という極めて原始的な仕事から脱却できないのだ。もっとも科学が進歩して、タイムマシーンやテレポーションが現実化すれば、話は別だが、まだまだSFの世界から抜け出しては来ないようだ。
 ネットによる個人レベルのオークションが大盛況とか・・・そんな個人対個人の取引による、たった一個の品物を送るだけといっても、数が纏まれば問題になるだろう。物流に幾らかでも影響する。ゴミの量と経済の関係のように、物流と経済は密接な関係にあると思われる。経済が進めば物流も自然と増加するのだろう。
 <宵積み(よいづみ)>とは、運送業界の専門用語だ。朝一番出発の荷物を前日の夜にあらかじめ積み込んでおく事だ。翌朝素早く業務が遂行出来るように前日から準備しておくのだ。少なくとも九連休の間の<宵積み>行為は少なくて、昨夜は<宵積み>するべく品物もほとんどなかったのだろう・・・そんな原因も幾らかはあると思われる今朝の道路事情だった。
 でも今日の午後から仕上がってきた製品や配送希望の商品をあちらこちらで、普段通り<宵積み>されただろう・・・だから明日の朝は早朝からトラックのエンジンがかかり、間違いなく首都高速も一般道路も普段通りに渋滞するだろう、道路網や道路状況の改善を望むのは当然だが、物流業界の目を見張るような革命的改革はないものだろうか・・
2006/5/8
by iwaserou | 2006-05-08 23:46 | Trackback | Comments(0)

言葉は生きもの

 岩瀬宅は、朝日と日経を読んでいる。元来は朝日党なのだが、次男が就職活動に必要だからとして、二紙読み始めることになり、その息子も既に何とか社会人の一員でがんばっている。それ以来そのまま読み続けて三年めの春になる。その日経の今朝の朝刊の<春秋>で、ファミコン敬語のことに触れられていた。ファミコン敬語?・・・ファミレス・コンビニで多用されている敬語?をそのように呼ぶらしい。
 
  先日の月初会議の折り、今年の新入社員のN嬢が出席者のお茶を入れてくれ、会議室まで、シヅシヅと運んでくれたときのことだ。折しも、営業部長がテンション一杯な大声を張り上げ、先月のノルマ未達成の営業マンをビシッ!バシッ!追求しているところだった。状況を察して出直そうとは試みながらも、身体は半分会議室の中、おすましのN嬢は真面目な面持ちで、緊張を押さえながら、まず上座の部長に湯飲みを進めながら「この湯飲みでヨロシカッタデショウカ?」って、思わず湯気をたててる部長の顔をのぞき込んだのだ。
 
  出席者全員が凍りついた。そして出席者全員が部長のリアクションを固唾を飲んで見守っていた。部長の口から出た言葉はなんと「イラッシャイマセコンニチハ!」であった。
そして、バツ悪そうな顔ですごすごドアーの方に逃げ帰るN嬢の背中に、「只今のようなお言葉使いなら、お辞めいただくカタチニナリマス!」って部長の追い打ち・・・。
 出席者全員、笑っていいものか?態度を決めかねていたところに、ホワイトボードの数字を指さして、また部長の発言「皆さん!今月の目標額のホウ、こちらでヨロシカッタデショウカ?」って。堪えていた全員の笑いが堰を切って、緊迫していた会議室に充満した。

  岩瀬はかねがねこの<ファミレス敬語>を攻撃する意見に不快すら覚えていた。そもそも、言葉なんて通じればいいのだと思う。変化のスピードが速ければ、若干の抵抗はあると思うのだが・・・。ら抜き言葉なんかもいい例だ。今じゃどちらでもあまり違和感を持たないだろう。実際、老舗として名高いデパートでも「こちら、お品物になります。」って言われる事だってありますもの・・・。あそうそう言い忘れるところだった。その日の帰り道、そのN嬢をファミレスにお連れして、コーヒー飲みのみ、元気出すようにって個人的にフォローさせていただきましたが、ヨロシカッタデショウカ?
2006/5/7
by iwaserou | 2006-05-07 22:40 | Trackback | Comments(0)

蕪村も・・・

  ♪夏も近づく八十八夜・・は立春から数えて88日目の日で、今週の火曜日だった。そして今日は立夏、暦の上ではもう夏なのだ。朝、歯を磨きながら、カレンダーを眺めてそう思った。世間は九連休で 浮かれているというのに、産業の底辺の土台を支える任務を仰せつかった、零細企業の星!岩瀬は、そんな中、仕事にお出かけになったのだ。
 
  夏だ!単細胞な岩瀬は、半袖シャツ一枚で出掛けて行った。山間部の客先回りということもあったのか、夕方からの雲行きの悪さも加わり、ガタガタ震えながらの一日だった。

  先日、納めた機械の調子をお伺いしようと午後訪問した客先で、そこの社長さんから理不尽な要求を受けた。「岩瀬さん!クレーン本体はいいのだが、設置工事代がちょっと高いのでは・・?」見積を担当者レベルで決済させておいて、工事もなにもかも終わった今になって、値切り交渉もあったものではない。「・・・」岩瀬は始め、返す言葉もなく、ただ佇んでいるだけだった。「駄目ですよ!社長!それはないでしょう?」岩瀬は、辛うじて応酬した。その社長曰く、見積途中に急用で海外出張に出掛けることになり、工場長に決済を任せていたので、仕方がないのだが、帰国後いろんな業者との雑談で、その工事代は少し高いって言われたそうだ。
 
  それって・・・よくある同業他社の嫌がらせ戦法じゃあないか?・・・岩瀬は心の中で叫んだ。汚いことをする!愚劣なことをする!正々堂々と、かかって来い!それにしても、それを、この岩瀬に、ストレートに要求してくる社長の厚顔無恥さに呆れるばかりだ。
 帰社して、同僚Bさんに話したら、日常茶飯事の事だねと表情ひとつ変えようとしないのだ。不満足げな顔をしていた岩瀬をみて、同僚Bさんが戯けながら、蕪村の句「菜の花や月は東に日は西に」って風流にボケをかました。それを、どこで聞いていたのか、若いH君が二人に寄って来て、「岩瀬さん達もプレステやんの?」って訳のわからないことを言いだした。還暦前の二人がポカ~ンとしているのを見て、H君もまたポカ~ン。
 
  なんでも、パソコンソフトブランドオーガストが2003年9月26日に発売した、18禁恋愛アドベンチャーゲームに『月は東に日は西に ~Operation Sanctuary~』っていうのがあるとか・・・。年代の違いをお互いに確認させていただきました。
2006/5/6
by iwaserou | 2006-05-06 23:55 | Trackback | Comments(0)

5月4日は何の日?

 今朝、目覚めと微睡みの狭間で天井を眺めながら、今日は何曜日何だろうと思った。枕元のカレンダーを見て4日のそうだ木曜日なのだと認識した。5月4日祭日なのだ!とりあえず、もう暫くは寝床にいられると思いながら・・・ふと思った。ところで3日は憲法記念日で5日はこどもの日なんだけど、4日は国民の休日って何の日なんだ?気になりかけたら、いてもたっても居られない損な性分な岩瀬は、ネットを開いて確認することにした。
 
  愛用のフリー百科事典『ウィキペディア』にお尋ねしてみて、ハッキリ、スッキリしたのだ。「国民の休日」ってなおざりな名称は、今年までで「みどりの日」とする改正祝日法が2005年5月13日に参院本会議にて可決され、2007年より実施されることが決まっているらしい。国民の祝日に関する法律(祝日法)では「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを趣旨としているとのこと。それにともない昭和天皇の誕生日であり、昭和天皇の1989年の死去後、昭和天皇が自然を愛したことに因んで「みどりの日」となっていた4月29日は「昭和の日」と改称されるらしい。 
 
  この時期はちょうど新緑の季節に当たり、祝日の趣旨にぴったりである。これを期にもう一度環境問題や自然愛護・地域の緑化について考えてほしい、という願いも込められているらしい・・。ゴン!今朝の散歩は、少し遠くだけど、青葉茂れるK公園まで足を伸ばそう!・・・単純な岩瀬は布団を蹴った。新緑の香りを肺一杯に吸い込んで、ゴンとの帰り道、我が家の三軒隣宅の庭側のガラス窓を拳でドンドン叩いている男を発見した。よく見ると、寝癖頭でパジャマ姿のその家のご主人だった。・・・どうもゴンも喰わない夫婦喧嘩らしい・・・それにしても、ガラスが割れそうな激しさである。
  
  私が挨拶しても、取り合ってくれないほど取り乱しているのだ。閉め出された旦那さんに、原因があるのか、中で沈黙を守っている奥様に原因があるのか・・・いや他人様がとやかく詮索すべきものでもない。でも何十年も夫婦やってれば、喧嘩のひとつや八百はありますもんです。かく言う岩瀬も、只今それらしき状態でゴアス!今年の5月4日だけは「夫婦喧嘩を休み新緑を満喫する日」としましょうか?どちらの夫婦さんも・・・。
2006/5/4
by iwaserou | 2006-05-04 23:05 | Trackback | Comments(0)

法は万人に平等?

  岩瀬は33歳の春まで神戸に在住していた。転職と共に生活圏が関西から関東に変わって現在に至っている。その神戸在住時代に高校が同窓の友人が、この大型連休を利用して、息子さん夫婦と孫を連れて、ご夫婦で上京して来た。GWで人の溢れる表参道のカフェテラスでお互いの近況を語り合ったあと、話題が耐震強度偽装事件の話になり、そういえばと友人が建築業界に纏わる話をしてくれた。
 
  息子さん夫婦は結婚と同時に一戸建てを購入したそうだ。南側が雑木林で、冬も暖かく、夏は熱帯夜知らずに涼しい環境に満足し快適に暮らしていた。購入契約にあたり南側の空き地に何が建つのか心配で、販売工務店Kに確認したところ、当分は何も建ちませんし、高層建物は規制があって建てられませんとのことで、一応安心して購入したそうです。ところが三年も経たずに、別会社のMホームディベロッパーが整地を始めました。慌てた息子さん夫婦は、工務店Kにクレームを持ち込むと、我が社が開発予定だったのですが、Mホームに持ってゆかれまして・・・何ともしがたい・・・って、ただペコペコされるばかりだったとか。建築許可を出す市の担当者は、木で鼻を括った応対で「建築法に則って申請されてますので・・・」って、取り合ってくれない。
  
  確かに建坪率やなにもかも合法的で合格なのだろうが・・・。息子さん夫婦にしてみれば、主生活空間のリビングルームの前に建てられる建物に、ある程度は先住民である自分たちの希望を反映させて貰ってもよさそうだと思ったのだろう。なるべくこちら側を壁にしてプライバシーを尊重するように、開発会社Mホームに何度も要請し続けたらしいのです。が、建物が建ち始めて怒りがピークに達したそうです。

  なんと、こちら側にトイレがあり、風呂場があり風呂釜は熱風がまともにリビングルームに飛んでくる方向に設置され、さらに勝手口までがこちら向きにある間取りなのです。あの信頼の・・・Mホームって宣伝している会社の設計がこれかって・・・愕然としたとか。あまりのクレームに嫌がらせをされたとしか言いようのない間取りだったとか。建築法を守りさえすれば後は何をしてもいいのか!法なんて最低限度のお約束で、運用面で、もっと血の通った形にするのがプロの建築士の責務じゃないのか・・・と思ったそうだ。<法は万人に平等ではない!>ことを改めて教えられた憲法記念日だった。
2006/5/3
by iwaserou | 2006-05-03 23:00 | Trackback(1) | Comments(0)

メーデーに思う

今日は5月1日。我等薄給!労働者の祭典メーデーだ!経営者に我等の思いの丈を訴える日なのだ。ところで、岩瀬はこのメーデーのことを長い間<芽出>だと思っていた。小学校高学年の頃まで真面目に疑いもせずにだ。春のいい日和にピクニック気分で公園に集まり赤い鉢巻きを巻いた大人達の大運動会みたいなものだと思っていた。メーデーなのにメェーデっと長い間思っていた。中学で英語にふれMAY DAYだったのか?となんだか大発見をしたような気分になったことを、今日改めて思い出した。
 
  ところであの赤い鉢巻きを巻く効果に大きく分けて二つの意味がある。そのひとつは、巻いた本人が、こめかみをきつく締め上げることで、精神的に気合が入ることであり、もうひとつは、仲間達に団結の二文字を喚起させる意味合いがあるということらしい。といっても、ちょっと頼りのない先輩の受け売りなので信憑性には今一自信はないのだが・・・。後者については確かにそうだと思う。仲間の顔を見れば自然と<団結>が目に入り仲間意識を高めるのには効果的だとは思う。
 
  ところで、今日、岩瀬も集会と行進に参加して来た。その行進でご一緒だった方の話にやるせない思いをした。その方の話というのは、<新聞販売拡張員>のエスカレートぶりだ。三ヶ月だけ取ってくれれば、後でキャシュバックするから、・・・とにかく契約件数のノルマを達成しなければ給料が基本給だけで、とても生活をやって行けないのだ!って泣きつかれたその方の奥方が、渋々契約して三ヶ月経った時点で、その販売店にその話を持ち込むと。当の販売員は辞めましたってって涼しい顔をされて、取り合ってくれないとか・・・。酷い話があるものだ。
 
  その話を聞いていた他の方が、家にも<拡張員>が来てね!との話。その拡張員は何と見るからに70歳を越えた高齢な方で、足がよぼよぼだったそうだ!その姿を見た、その方の奥様は、何新聞か?どんな契約内容か?ろくすっぽ聞かずに、即契約したとのことだった。岩瀬は、その話を聞きながら、オレん家(チ)に来れば、オレもやっぱり即、契約するだろうなぁ~と思った。70歳になってもノルマの厳しい<拡張員>をせねばならない人生もあるものだと<目出>(メーデー)た一日だった。
2006/5/1
by iwaserou | 2006-05-01 23:57 | Trackback | Comments(0)

こんなビジネスいかが?

客先に某工作機械メーカーの協力会社があります。先代の社長が裸一貫から育てた会社は今、その長男が引継ぎ社長になり、さらに大きく育てました。五年前、創業者の先代が亡くなられたとき、苦労を共にしてきた奥様、つまり現社長のお母様ですが、来る日も来る日も涙に暮れる日々を送っておられました。岩瀬も何度か折に触れ、生前の先代のお話をさせて頂きながら、お元気を出されるように申し上げたことがありました。最近、お目にかかる機会が少なくなったので、社長にお聞きしたところ、ますますお元気で<今度CDに自分の唄を吹き込む!>とのことです。

  ヘェ~!驚きました。何せ71歳になられるお方が・・・。CDデビュー!さすがに、近頃のシニアパワーは凄い!っと思いました。ところがよくよく聞いてみると、自分の唄を吹き込むのは吹き込むのですが、その唄を自分の葬式に流してもらうと言う計画なのだそうです。
 過去の自分の歩んだ人生を振り返り、心に残る風景や出来事やを専門家に話し、春夏秋冬のフォーコーラスの曲を作詞、作曲そして編曲してもらい、演奏してもらって本人が歌い上げるとのことです。そして、葬儀の参列者にはそのCDを差し上げるとのことです。
 
  なるほど、<これはいける!>ビジネスになる。少子化、高齢化が進む我が国には、大きな市場が待ち受けていると思いました。どなたか、一発起業してみませんか?
 
  岩瀬も実は密かに、自分の葬式に流してもらいたい曲を貯めております。私の場合は、今まで耳にした曲の中から、好きな曲をエクセルに<愛好曲集>としてランダムに書き込んでおります。ラジオやテレビから流れる曲を自分の嗜好フィルターで選曲しておりますが・・・何度もリストにあげようとする曲はその回数も併記しております。ちなみに、歌手名でソートを掛けますと、まず、あの<赤い鳥さんの翼を下さい>から始まって、わの<渡辺まちこさんの迷い道>まで347曲ありました。曲にはそれぞれ思い出が絡まっております。そんな曲を聴きながら天国?に召されて行けたらと思います。現時点トップは<ハウンドドックさんのフォルテシモ>で5回もチェックされておりました。
2006/4/29
by iwaserou | 2006-04-29 19:05 | Trackback | Comments(0)

あわや事件!

昨夜は仕事を家に持ち帰り、深夜二時までCAD図面を書いていた。客先から要望のあった特注工具の製作図面だ。連休を目前にして、今日中に工具メーカーにFAXして見積打ち合わせをするために何が何でも書かねばならなかった。大型連休に入ればメーカーとの打ち合わせが出来なくなる。メーカーは明日から九連休に入るとのこと・・・零細企業で働く者は羨ましく思うばかりだ。そんな訳で眠気を堪えて、午前中の集金業務を終え、昼食後、社員食堂の窓際でウトウトしていたら。女性社員達の笑い声で目が覚めた。四、五人でわいわいやっているのだ。一人の四十代の女性が昨夜、自宅があるマンションのエレベーターで恐ろしい経験をしたのだそうだ。岩瀬はスポーツ紙を広げて、それを読んでいるふりをし、彼女の話に耳だけで参加していた。
 
  電子ロックを解除して入り口に入ったとたんエレベーターのドアーが閉まろうとするところだった。あわてて声を掛け開けてもらい、何とか飛び乗ったのだが、ドアーが閉まるのを見ながら<やばい>と思ったのだそうだ。乗っていたのは、男性一人だけだったのだ。つまり密室に二人っきりだ。最近マンションでは、物騒な事件が頻発している。先日も子供が投げ落とされ、清掃業者のご婦人があわや被害に遭う未遂事件があったところだ。

  その女性が男性に背を向け壁の方を眺めて<早く15階に着かないかナァ~>と思っていたら、「モデルさんですよね!」って突然、その男性が話しかけてきたのだそうだ。自分の子供くらいの20歳前後の男の子ではあったのだが、眼光が鋭く獲物を捕らえた獣の眼のようで、背筋がゾーとしたと話しながら震える格好をしているようだ。・・・普通は逆じゃない!私たちおばさんの方から声を掛けるじゃない?って女性社員の話は佳境に入り・・・その青年は「結婚してますか?」って女性に詰め寄って来たらしい・・・。それは恐ろしい事件の前触れのような・・・。あわやのところで15階に着いたらしいのだが・・・生きた心地がしなかったらしい。

  エレベーターにも女性専用ボックスが欲しい時代になったのか?って岩瀬はスポーツ紙を畳みながら物騒な世の中になったなぁと思った。
2006/4/28
by iwaserou | 2006-04-28 22:59 | Trackback | Comments(0)

眼には眼を

昭和三十年代前半の頃のことだ。その頃の岩瀬はまだ小学校低学年だったので記憶が所々不確かなところがあるだろうが・・・子供心に<大人の狡さ>を何となく垣間見て、大人不信の複雑な気持ちにさせられたことがあった。当時まだテレビもあまり普及していなかったので、子供たちは、もっぱら日が暮れるまで、外でどろだらけになって遊び呆けていた。そんな昼下がり、当時では珍しいスクーターに乗った上半身裸の男がやって来て、ベラベラ喋りまくり、近所の子供と言わず大人までも引き寄せて、今じゃ猫だって鼻も引っかけないだろう紛い物を売りさばいて行くのであった。その売り方と言うのが所謂<サクラ>により購買力を助長させて買わせる古典的なテクニックだったのだ。

  幼い岩瀬少年は、その数日後、隣町の友達の家に遊びに出かけた折り、偶然にそのスクーター男を取り囲む風景に再び出くわしたのだ。何とよく見ると、数日前「ひとつ買う!」と叫んでいた<サクラ>の客が、上半身裸になって口角泡を飛ばし客とやりとりしていたのだ。その相手の客というのが岩瀬少年の街では売り手側の男だった。配役が日替わりしていたのだ!
 
  当時は清濁併せ呑む大人の狡猾さもまだまだなく、初な胸をドキドキさせるばかりで、隣にいる友達に小声でこっそり状況を伝えるだけがやっとだった。このときが大人の社会の狡くて醜い成り立ちを垣間見た初めだろう。いまだに折に触れて、そのときのスクーター男が夕日に向かって颯爽と走り、帰って行った光景を思い出しては、性善説とは一定の距離を置いている。人を見たら詐欺と思えの心境だ!
 
  あのころから半世紀近く時は流れ、社会構造も人々の考え方も随分と成長(?)してきているはずだ。だのに、個人的に危機感を刺激されれば弱いのが人間の性みたいだ。「おばあちゃん?オレだ!オレだ!・・・すぐに金振り込んで!」。卑劣極まりないオレオレ詐欺だ!善良な孫思いの老人を騙して金を巻き上げる手口・・・悪知恵には言葉をなくしてしまう。「わしじゃ!わしじゃが!・・・」って詐欺集団を騙す<わしわし詐欺集団>を結成して、騙した奴らを一泡吹かせてやりたいものだ。
2006/4/26
by iwaserou | 2006-04-26 22:49 | Trackback | Comments(0)

騒音と油の中から

 産業能率大学が今年の新入社員(500人弱)が選んだ理想の上司を発表した。男性はヤクルトスワローズ選手兼監督の古田敦也さんで、女性は女優の黒木瞳さんが選ばれたらしい。古田監督は球界全体を引っ張るリーダーシップが、黒木さんは仕事と家庭を両立させた姿が評価されたようだと読売新聞は報じている。組織の中で働くならば、できるだけいい人と働きたいし、まして自分では選べない上司にはできるだけいい人を希望するのは、当然だろう。
 
  T自動車が四年連続で最高益一兆三千億円台で前期より十五パーセント程度増え、売上高では二十兆円前後になるらしい。国内では苦戦したものの、北米やアジアが好調らしい。
いずれにしても、凄いことだ。売上高で一兆円計上できる企業を数えてもそんなにないと思うのだが・・・。営業益が一兆円とは・・・。徹底した能率生産ラインを構築し、カンバン方式に代表される無駄を切りつめたT社独自の経営戦略があって、初めて可能になったのだろう。社員の一人一人の力の結集の賜だろう。一台の自動車がおよそ一万種類のパーツで、出来ていて、どのパーツひとつなくても正常に動かないのと同じく、油だらけの一工員さん一人の力がなくても、なしえない業績であろう。また、併せて忘れてはならない大事なことがある。T社を支える協力会社、所謂<下請け企業>の存在だ。
 
  下請け会社と一言に言っても、孫請け、ひ孫請けの何重もの産業構造になっている。それこそ最下部の会社、いや会社の体をなしていない<父ちゃん母ちゃんの家内工業>が協力しているからこそ、連続最高益が維持出来ているのだ。トップダウンで親会社から例年のように20パーセント前後のコストダウンを要求され、応えなければ仕事が貰えず、苦しさ承知でコストダウンを飲み、四苦八苦して製造した汗と涙が染みついたパーツを供給し続けてる協力会社の存在なくしては、なしえない業績である。この業績発表に触れた人の中で一体何人の人が、考えただろう・・・職場に<古田さん>も<黒木さん>もいない機械の騒音と油まみれの仲間しかいない職場の弛まぬ労働があってこそなしえた業績だということを・・・。
2006/4/25
by iwaserou | 2006-04-25 23:26 | Trackback | Comments(0)