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逝くまで現役

昨日のこと。暖かな日差しに誘われて、近くの神社まで散歩しながら、お参りに出かけた。道路はいつもの様子とは違い、途切れ途切れ行き交う車に、いつもの喧噪さが懐かしくなるほどであった。平成時代最後の正月である。それを寿ぐがごとく、三が日は晴天に恵まれ、いい正月であった。


二礼二拍手一礼して、今年も無事に過ごせるように、お願いして鳥居をくぐると、犬と散歩する人に出くわした。ところで、その犬はリードではなく、胴体を帯状の布でぶら下げられている状態である。その犬の四足は全て地面すれすれで、よく観るとまったく動いていなかった。


飼い主にとって、幼犬のころから可愛がってきたペットなんだろう。ろくに歩けない老衰状態なのに、散歩に連れ出してきたのだろうが、犬にしてみれば迷惑なことかもしれない。そして、その犬を連れている人は、もう80歳前後の老人で、歩き方も少々不安そうであった。でも、とても幸せそうでもあった。


人生100年時代がくる!でも長生きは、けっして幸せなことばかりではない。古希の「いわろう」の頭に去来したのは、残された人生の過ごし方である。現役で仕事ができる間は、トコトン働き、動けなくなったり、意識がなくなったら、延命治療はお断りだ!さっさと逝きたい!逝くまで現役は、今年も生き方の根幹だ!




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by iwaserou | 2019-01-06 18:04 | 日記

「お怪我はありませんか?」

昨年暮れの29日のこと。書きそびれていて、やっと書き終えた年賀状を一刻も早く投函したいし、買い足したい「年賀はがき」を手に入れるため、まだやっているという郵便局の本局まで車を走らせた。多分混雑をしているだろうという予想は、半分外れ手際よい警備員の誘導により、数分待ちで駐車できた。


ところが、窓口の人の列に気持ちは萎えた。「しかたない!ここまで来たんだから・・・」と諦めながら、人間観察して楽しむことにした。子ども連れの若い母親は、愚図る子供たちを激しい言葉でしかりつけているし、外人のアベックは、流暢な日本語でスムーズに用足しをしていた。


「次の方!お待たせしました!」やっと「いわろう」の番になった。三番の窓口に進もうとした矢先、後方で「ガシャン!」と金属音がした瞬間、それを待っていたかのように間髪入れずに、窓口の女性職員の発した言葉に「いわろう」は感心した。


「お怪我はありませんか?」「・・・」長蛇の列の人の目は、鉄棒を抱えてひっくり返っている女の子に集中した。「いわろう」は、徐々に状況を把握した。帯状の紐で列の方向を制御する金属のポールで遊んでいた女の子が、その鉄棒もろとも床にひっくり返ったようだ。


「アンタが悪いんでしょ!」女の子の母親は、子どもをより大きな声で叱責するばかりだ。女性職員は、さらに追い打ちをかける。「申し訳ございません!私どものためにご迷惑をおかけしました!」そんな言葉を聞きながら、「いわろう」は、プロの客扱いの極意を学習した。


真っ先に発したあの「お怪我はありませんか?」のひとことが、事の収拾の速さを決めたのだ。何事もなかったように、整列は乱れることなく、それぞれの順番を待っていた。



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by iwaserou | 2019-01-03 22:27 | 人間観察

温かい「家族の絆」に包まれて

暮れから咳が止まらなく、どうもひき始めた風邪をこじらせてしまったようだった。今年の正月は、文字通りの「寝正月」になることを覚悟していたのだが・・・。今日になって咳も止り快復に向かっているのが実感できる体調になった。元旦にいただいた年賀状で、出しそびれていた方からへの年賀状を、先ほどポストへ投函してきたところだ。


「咳のときは口を押えてよ~~」という、アラフォーの一人娘からの叱責に、咳を堪える苦しさも加わって、肩身の狭い思いであった暮れのことを思えば、とりあえず咳が収まっただけでも、快復宣言をしたいものだ。


ところで、「いわろう」は、元来「薬は飲まない派」である。そんな「いわろう」でも、「今回は飲んだ!」というより、「飲まないでおれなかった!」。というのも、娘が暮れに買ってくれた「風邪薬」だからである。


それも、「咳に効く薬」と「のど薬」の二種類である。口では厳しく叱責し、傍にもよりたがらなかったくせに、ちゃんと心配してくれていて、薬を買ってくれたのは、なによりも嬉しいことだった。今回、風邪の治りが速かったのは、薬の効果より、娘の愛情の力の方が勝っていたのだろう。


まだ幼い娘が、高熱でうなされていたころ、深夜の病院へ車を走らせたり、徹夜で看病したことを、思い出しながら、立場がすっかり逆転している状況に、普段は見えないで、気づかない温かい「家族の絆」を見たような気がし、「とてもいい新春」を迎えている次第だ。




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by iwaserou | 2019-01-02 10:28 | 日記

<いわろう>の人生は後悔ばかりで出来ている!


昨晩のこと、8 時は過ぎていただろうか、夕食後、本を読みながら、うとうとしかけたころ、珍しくイエデンが鳴った。カミさんはお風呂のようで、<いわろう>が取った。それは、神戸にいる兄嫁からだった。「岩瀬です!っていっても・・・お宅も岩瀬さんだね~~」という軽くオドケタ兄嫁の声を聴きながら、不吉な予感が背筋を這った。


兄貴でなく、いきなり嫁さんが電話してくるということは・・・。

その予感が的中した。


「ウチの人、先月の20日に肺がんで亡くなったんです」という、兄嫁の冷静な口調は、それを聞く<いわろう>の冷静さで、増幅したかのように、どこかの老人がなくなったんだという、随分と冷めた話しっぷりだった。兄とは、この春「これが最後だね~」と電話で、きっぱり惜別したことを、兄嫁は承知していたからだろう。


<いわろう>は、姉三人兄一人の五人兄弟の末子である。たった一人の兄なのだが・・・。二人の間には、いろいろと確執がありすぎて、古希になっても、「水に流して兄弟五人で一度集まろう!」という兄の誘いを、この春に強く拒否してしまっていたのだ。


他人からみると、冷血な男の様に思われるだろうが、<いわろう>は、少なくともあの時は後悔していなかった。「こちらから、東京まで行くから、兄弟全員で飯でも食おうよ!」という兄貴の声が蘇ってくるが、了見の狭い<いわろう>は、薄情だと自覚しつつ、後悔はしていないつもりだった。


病院を出たり入ったりしている実母を、看病する実父の苦労を見かねて、同居を拒む兄に代わって、同居したときの苦労を思えば、身勝手な兄を許すことはできないし、親の遺産相続で裁判にまで拗れさせた兄の優柔不断さを、許すことができなかったのも事実なのだ。


それにしても、今年の7月にガンが見つかり、たった三ヵ月で亡くなってしまったとは・・・。人の命の儚さを憂うばかりだ。


「電話するか?どうしょうか?迷っていたけど・・・遺品を整理していたら・・・あなたの住所と電話番号を書いたメモが、引き出しから出てきたの・・・たった一人の弟との仲直りを、最期まで願っていたようで・・・思い切って電話したの」という兄嫁の話を聞きながら、複雑に揺れ動く心のざわめきを抱きながら電話を切った。


まる一日たった今、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を聞きながら、<いわろう>は、とんでもない過ちを犯していたのではないだろうかとも思っている。




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by iwaserou | 2018-11-17 21:26 | 日記

今朝、本当の優しさを観た!

今朝、友人と約束した時刻に間に合わない!という、寝過ごしたアラフォーの我が家の娘を、車でJRK駅へ、送って行った帰り道、赤信号に掴まった。目の前の横断歩道を、行き交う人を眺めていたら、白い杖を携えた若い男性と、同い年位の女性のカップルが、右側から渡り始めた。白い杖は、まるで彼の目の様に、道路事情を的確に、彼に伝えているようだ。


付き添いの女性は、指一本触れていないのに、正確に段差を認知して、男性は歩き進めているのに感動した。盲目なのに普通の人と同じぐらいのスピードで歩けるのに感動した以上に、付き添いの女性の心遣いに感動したのだ。<いわろう>なら、二の腕を掴んで、ハイ段差があるよ!前から自転車が来たよ!と、微に入り細に入り案内してしまうだろう。


それは一見、優しい行為に見えるけど、盲目の人の自立を妨げることにもなりかねないのだ。本当の優しさは、彼の自立力を培うようにすることだと、二人を眺めていて<いわろう>は気づいた。人間の情報は、目から得るのが80%だといわれている。<いわろう>は、信号が替わるまでの間、瞼を閉じて彼の「闇の世界」の大変を改めて思った。


<いわろう>は常日頃、「いい意味での無視」が、障害者の方々に対する優しさだと誤解していたが、ジロジロ見ることは論外として、彼らにとって何が大切かを、考えてあげることが、本当の優しさだと思った。付き添いの女性は、兄弟か?奥様か?いずれにしても、彼の近しい人だろう。二人はつかず離れずに道路を渡り切ったとき、信号は青色に替わった。



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by iwaserou | 2018-11-11 22:35 | 人間観察

奥さんには、絶対に内緒ね・・・


弊社取引先のS社は、およそ四半世紀のおつき合いになる。先代社長の創業で、その長男さんが現在の社長である。その叔父にあたるY専務は、先代社長の弟さんで、購入品窓口担当である。<いわろう>が、S社へ飛び込み営業し、取引開始から28年になるといえば、感慨深そうな表情で、「もう~そんなになるのか?」といいつつ、タバコに火をつけた。


Y専務は、煙を吐き出しながら「お互いに歳とったよなァ~」といって、互いの言葉が途切れた。「ところで、・・・」と話し始めたY専務は、奥様の話になった。「困ってるんだよ!」「その後のご容態はどうですか?」「良くもなく、悪くもないけど・・・」


先週、かかりつけの病院へ、診察に呼ばれて同行したんだけど、診察が終わって、夫婦二人で帰りかけたとき、担当医の先生から「ご主人だけ残ってください」って言われ、「奥様の余命は、良くて三カ月ほど・・・」との宣告を受けたらしい。


初めは、家で転んで骨折し、腰痛になり内臓疾患を一通り経験。気づけば、車イスでしか移動できず。Y専務は、食事洗濯を済ませてから、午後出社、早期退社の勤務状況が、ここ56年続いている。お互いに75歳。老々介護は辛いものがあるだろう。



帰宅後、「私、もう~駄目なの?教えて!」って詰め寄られ、ウソを応えるのに疲れたY専務。<いわろう>は、そらそうでしょ!自分が人払いされて、病室での会話の内容が、いい話の訳がない!医者も、もう少しの配慮があっていいのではと激怒した。


例えば、メールで知らせるとか、診断書を奥様の居ないところで、そっと手渡すかとか・・・。


<いわろう>は、帰宅後カミさんにその話をしたら、「私なら、部屋を出ろ!って言われても出ないけど・・・」とピシャリと言い切った。益々、頼もしさをパワーアップさせたカミさんに、<いわろう>は、タダタダ感心するばかりだった。


あなたは、どっち派?


余命宣告を自分で、直接聞きたいですか?最期まで、内緒にしてほしいですか?

<いわろう>は、相変わらず優柔不断な性格が顔を出し、軟弱にも決めかねるばかりだ。




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by iwaserou | 2018-10-20 22:47 | 人間観察

ついに!お隣の奥さんとヤリました。(続編で完結編)




前編からお読みいただけるのなら、こちらから☞


我が家は<いわろう>が、48歳の時、新築の建売を購入した。もう22年も経ったワケだ。引っ越した当初は、野鳥の囀りで目覚めるほどの、閑静な佇まいであったのだが、22年の歳月は、いろんなモノを変貌させてしまった。住環境しかり、カミさんの崩れようしかり、<いわろう>の夜のお勤めしかりだ。


それにひきかえ、お隣の奥さんは、年々お若くなられ、ますます魅力的でソソられるのだ。確か、彼女も還暦前のはずだが、どこからどうみても50歳になるか、ならないかの50ゴザカキである。ちなみに、50ゴザカキとは、「女性は年齢を重ねるごとに性欲も快楽も強くなる」という諺の一節とか。


30させごろ 40しごろ 50ゴザカキ(ござむしり)60ろくに濡れずとも」であるやに聞く。


<いわろう>は、頭の中で、花びらを毟りながら、『お願いスル!お願いシナイ!・・・』をくり返し、今日この時まで、何輪の花びらを毟ったことだろう。やはりお願いして、いままでの関係にびびっが入り、あの魅惑的な笑顔が、見られなくなるのはとても辛い。軽蔑されながらの日々は、針のムシロであるし・・・。


ところが、<いわろう>は、男の子だ。そして、もう古希だ。いまさら、世間体を気にしたりしないし、倫理観の欠如と揶揄されようが、いま流行りのコンプライアンスなんぞ、クソ食らえだ、残された人生の先は見えている。お迎えはすぐそこまで来ている。食べたいものは、誰にも遠慮せず、タラフク食い、ヤリたいことはヤリたいだけヤリまくり、不平は憚ることなく、世間に向けてでも吠えることにした。



ところで、「一盗二三妾四妓五妻」とは、かつて男尊女卑の世に、男性にとって最も快楽を味わえるセックスの順序。自分にとって最も価値のない女(妻)が、他人様にとって最高の女になるとは・・・。ところが、「人の女房はフグの如し、好味なれども命危うし」という格言もある。だからこそ、世の殿方は「一盗」に憧れるのだろう。<いわろう>も、その一人だ!


「奥さ~~~ん!思い切って・・・お願いします!」<いわろう>は、一気に言葉にした。<いわろう>のお願いごとを聞くなり、奥さんは興奮状態になった。それはある程度、想定通りの反応だったが、その後の奥さんからの応酬は、全くの想定外だった。


「岩瀬さん!お言葉を返すようですが、お宅は、以前ワンちゃんを飼っていらしたわよね~~」「・・・」

「わたくしたち夫婦は犬猫が大嫌いで、お庭で放し飼いされたワンちゃんの動物臭には、毎日悩まされていたんですのよ・・・」「それとこれとは違うでしょう?」「何が違いますの?ウチの旦那が換気扇からタバコの煙を吐き出すぐらい・・・犬の毛がわが家の洗濯ものにくっつくことに比べれば・・・可愛いものですでしょ・・・」


<いわろう>は、想定外の奥さんの罵倒を、受けながら、『旦那のタバコの煙ぐらい、窓を閉め切り、こちらが一時だけ我慢すればいいだけだった』と後悔していた。カミさんが、常々言っていた「お互い様だから・・・」とは、そういう意味だったのかと、やっと腑に落ちた。「覆水盆に返らず」とは、正にこのことだ。そして、これから、お迎えが来るまで、針のムシロに座るしかない!


ついに!憧れの隣の奥さんと喧嘩をヤリました。同時に「一盗」の夢物語も、見事に真っ二つ!あの隣の奥さんの魅惑的でソソるあの微笑みよ!永遠にさようなら!(了)



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by iwaserou | 2018-10-18 21:08 | 日記

「鏡の花」道尾秀介・著<集英社>を読んだ

翠玉のごとく煌めく六編の短編は、年老いた<いわろう>の眠り込んだ遠い記憶を引きずり出してくる。折り合いをつけてねじ込み、仕舞った錆びた過去を、もう一度精算させようとする。何でもない毎日だった家族との営みが、実は今の自分のほとんどを形づくっていると、気づかせてくれる小説群である。


<<思えば母の声には昔から魔法のような力があった。あの町の冬、いっしょにどこかへ出かけて帰ってきたとき、「寒かったね」と言われれば、まだ暖房もつけていないのに手足があたたかくなった。学校で友達と解り合えず、つらい思いをしたことを打ち明けたときは、「大変だったね」と言われた途端にほっとした。何気なき口にしてくれる過去形が、事実をいつも本当に過去へと押しやってくれたのだ。そして、言葉の最後に母が添える、「ね」というやわらかな響きの一文字が、これまでも、これからも、自分の抱える重みを母が等分して抱えてくれるのだという確信をくれた。>>(<<~>>は本文より引用)


誰もが母から生まれるという、あたりまえのことを。あたりまえの母の深い愛で、育まれていたあの頃の未成熟な自分を。あの頃、母に向かった意味のない暴挙は、いかほど母を傷つけていたのだろう。さまざまな過去の蹉跌を目覚めさせられ、老体が震撼する。虚構であるはずの文学という世界が、現実を凌駕するのを味わった。


誰もが過去から来て現在にいる。やがて未来に進み出れば、今がすぐ過去になる。不可逆を強いられる人生という一本の道は、後悔ばかりでできているようだ。様々な家族の有り様が様々であるようでいて、実はあまり変わりのない似たり寄ったりだったりする。


交錯するそれぞれの人生が、火花をともない弾き合いながら、解け合いながら、新たな人生を織りなしていく。生きる価値があるのか?ないのか?考える以前に、すでに生きている自分を意識しないではいられない。


5章 かそけき星の光(初出;小説すばる・20134月号)は、<いわろう>の一番のお気に入りだ。遅読家で有名な<いわろう>を俄に速読家にした筆力は、さすが山本周五郎賞を授かる実力派だ。


鏡の花

道尾 秀介/集英社




<いわろう>のお薦め度 ★★★★☆

<いわろう>のお薦め度規準

(独断と偏見です。あしからず)

★★★★★蔵書にして読み返したい

★★★★☆読みごたえありでお薦め

★★★☆☆そこそこ読みごたえあり

★★☆☆☆時間つぶしにはなります

★☆☆☆☆時間の無駄使いだけです



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by iwaserou | 2018-10-16 21:26 | 読書感想文(お薦め度付き)

ついに!お隣の奥さんとヤリました。



先週の日曜日のこと。カミさんは金曜日から、お友達三人と温泉旅行へでかけ留守。アラフォーのひとり娘は、いまさら塗りたくっても、無意味な化粧をコッテリ施し、街へとお出かけだ。<いわろう>はといえば、土日に片付けるべき仕事で、ひと休みする暇もなかった。


「ほら!月曜日は不燃ごみの日だから、まとめておいて!」「そろそろストーブを倉庫から出しておいて!」「お風呂のカビを落してね」「お天気がよかったら、お布団干してよ」「御台所の蛇口がもれてるみたいだから直しておいて」「この間の台風で、屋根が傷んでないか?」などなど、カミさんが留守している間に、<いわろう>に課せたミッションがテンコ盛りだった。


『まずは、月曜の不燃ごみでもまとめるか・・・』と、勝手口から出た途端、お隣の換気扇がパタッと開いた。と同時にタバコの煙がモクモク。お隣の旦那が家で吸うときは、換気扇の前だけで許されているようで、いつもわが家は、発がん性物質を含んだ副流煙もろとも、「煙幕のお見舞い」を食らうのだ。


「お互い様だから・・・言えないよね~」という、カミさんにいつも抑えられている<いわろう>だが、堪忍袋が切れそうなマックス状態が、続いていたのは正直のところだった。



そんなウジウジと考えていた時に、「おはよう!ございます!」お隣の奥さんが、突然勝手口からお出ましだ。これが、困ったことに<いわろう>好みのいい女である。イケないことだとしりつつも、一度だけでもお願いしたいと思っていたのである。その数少ない機会が到来した!ようだ。


「奥さん!お願いがあるのですが!」<いわろう>は、家族が誰もいないことをいいことに、お隣の奥さんを、わが家の玄関先まで招き入れることに成功した。『この上品で、美人の奥さんでも・・・あの時はどう取乱すのだろう・・・どんな声を・・・』<いわろう>は、奥さんのアノときの変容ぶりを、ひとり妄想するばかりであった。


「オ!オッ!奥さ~ん!一度オネガイ!しようかと・・・」<いわろう>の喉はカラカラになって、舌が絡まり、まともに言葉がでない状態になってしまった。


↓↓↓↓↓↓↓

ゴメンナサイ!ここで、予定の字数に達してしまいました。この続きは、きっと後日<ついに!お隣の奥さんとヤリました。(続編)>を、お話させていただきますので・・・今夜はこのへんで失礼させていただきます。おやすみなさい!


(後編)をお読みいただけるのなら、こちらから☞



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by iwaserou | 2018-10-15 21:08 | 日記

スーパーで、よその奥様から声かけられて・・・


<いわろう>は、カミさんからオツカイを仰せつかった。霧雨の降る土曜の朝から、冷凍ウドンとカキ揚げ3個、それからネギ1本である。家族三人の豪華な、お昼ご飯の調達である。さすがに、これぐらいの品数だったら、いつも持たされているメモ書きは不要だ。<いわろう>は、ウドンさえあれば、ほかに何もいらないし、三度の飯がウドンになっても、ご機嫌である特殊体質なのだ。


我がグランド化したスーパーマーケット内を、縦横無尽に動き回り、あっという間に三品を買い物カゴに確保した。さて、レジへと見渡せば、どのレジにも長蛇の列。霧雨で客足は少ないと高を括っていた<いわろう>は、どのレジが早く済みそうか、並ぶレジの選択行為に入った。ところが、根っからの<スケベ心>が、こんな局面でも顔を出したのだ。悲しい性とでもいえるだろう。


どうせ列に並ぶのなら、ご年配の男性より、美味しそうな<よその奥さん>の後ろに、つきたいではないか?それも、できれば美形の四十、五十デコボコの奥様の後ろに・・・。与えられた状況下で、最善をつくした<いわろう>は、何気なくお目当ての列についた。ところが、その奥様は<いわろう>の顔をジロジロ見ながら、なにか言いたそうな素振りである。




<いわろう>は焦った。前のチャックはチャンと締まっているし、朝起きて歯を磨いたし、髭も剃ったし、整髪も決めた。まして可笑しな服装でもない。顔に何かついているのでは・・・。そんな、ことを考えていたら。「よろしかった・・・どうぞ!」と話しかけられた。「はあ~~?」<いわろう>は、突然のその奥様の誘いに、眠け眼がパッチリ!


「いえ!結構です!」<いわろう>は、せっかくの誘いを断った。奥様は<いわろう>のカゴの量が少ないので、お先にどうぞ!ということだった。「一時間も二時間もかからないでしょ」と、軽いギャグを交えて応える<いわろう>に、奥様の柔らかい微笑みが返ってきた。


「お買い物ですか?」「え~私って、ウドンさえあれば、ご機嫌な人なんです」「あら~私もなんです」「そういえば、ウドン玉がひとつ入っていますね~」「お昼に食べようって・・・」「おひとり暮らしなんですか?」「はい」「よかったらお昼ご一緒しませんか?」てな、艶っぽい話には、残念ながら発展しなかった。


霧雨と共に、ごくごく、ありふれた日常が、また一日過ぎ去った。




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by iwaserou | 2018-10-13 21:30 | 日記


<いわろう>は、団塊世代のジジイです!今日も元気だ!ブログが書ける!


by いわろう

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